星占い後半6星座

天秤座さんのこと。

天秤座は、愛と美の星・金星を守護星に持ちます。
バランス感覚に優れ、争いごとを嫌います。
欠点としては、優柔不断で迷いやすいといわれています。

が、毎度の体感なんですけれど、天秤座の人は、対極にある牡羊座を連想させます。
柔らかいけれど、強いのです。

明けの明星は、ラテン語でルシファー。
西洋教会においては、サタンとなります。

キリスト教以前の神は、悪魔とされていた名残ですが、このあたりにひとつ秘密があるのかもしれません。

個人的に面白いと感じるのは、このエピソード、同じ金星を守護星に持つ牡牛座では連想しないことです。

ここに、私は、天秤座の特徴を強く感じるのです。
バランスを取ろうとするからこそ、アンバランスが際立つというか。
何かひとつあるような気がいたします。
非常にこぎれいにまとめる分、意外に苦しいんじゃないかなって感じるのです。
でも、見た目がキレイなら、案外OKなんですよね。天秤座さんは。
美しくあろう、生きようとする意識が強くて、そこが存在意義になります。
え?って思う天秤座さん、もしも、みっともないことするくらいなら???
それなら、やらないほうがマシって思うでしょう?

美しく、正しくあるために、戦っている人。
それが私が考える天秤座さんです

蠍座さんのこと。

蠍座さんは、面白いんですよね。
自分を異端だと思っていらっしゃるフシがあります。
人と違うような気がする、だから、いつも普通を探っているような気配というか。
その結果、物静かな空気を身にまといます。

また、暴走というキーワードもありそうです。
ガーッと行っちゃう感じ。誰にも止められません。
おそらく、ご本人にも。

淡泊か、執着かといえば、確かに執着なのですけれど、一周回って勢い余って、淡泊になっちゃうケースもあるというか、達観というか。

プロだなとも思います。
そして、そのプロ意識は、本質にしか向かいません。
たとえば、アーティストの作品作りです。作品を作ることだけが、人生の最優先事項であり、それ以外は、案外どうでもいいというか。
これが、天秤座さんなら、「いかにもアーティストな自分」をイメージして売り込みますし、射手座さんなら、認知フィールドの開拓も視野に入れるでしょう。海外進出をもくろむというか。
蠍座さんは、もっと純粋、もっと不器用、作品を作れれば、それでいい的なところがあります。

いいものが出来たとき、手放すかどうかという話でもありますね。
一番いいものは、置いておくのはないかと。
集中と執着、この2つのキーワードは、確かに蠍座さんの一面を表します。

死と再生にも関わると考えられています。
死と再生、いきなり重いテーマです。
こんなの、生まれながらにして背負わされてしまうわけですよ。
でも、重荷を背負っている割には、非常に軽やかですよね。軸が決まっているからではないかと思うのです。自分の軸はココ、そう思うからこそ、自立することが出来ます。

意識のベクトルは、過去。
これも、面白いところです。かつてあったものを大事にします。
既知というのが、ひとつの指針になります。

やはり、燃える星の生まれなのだと思いますよ。水の象意ではありますが。
イメージとしては、深み。底から湧き上がるエネルギー。

お子様向きの占いを書くとしたら、「あなたは、奇跡を起こせる人」って書きます。ハイ。