奇しくも、きょうのチケットを持っていたので、見てきました。
天海祐希さん降板による宮沢りえさんの代役公演の一日目です。
宮沢りえさんは、ちゃんと舞台にいました。
流れは止まりませんでした。
正直、なぜ、引き受けた?とは思いました。
ただ、話が流れているだけで、中身はなかったですから。
天性のカンのよさとか、そういうのは、感じました。
だから、「宮沢りえ商品カタログ」としては、非常によいものだったでしょう。
ただ、公演終盤で「ある程度練りあがっているだろう」舞台を
期待して見に行ったいち観客としては、素朴になぜ?と思います。
これは、チケット代に匹敵する出来栄えでしょうか?
瞬殺で、プレミアつけて買った人もいるでしょうに。
ただ、興業側の都合で、間に合わせで作っただけですよね。
そういえば、このステージ、プレビュー期間がありましたよね。
せめて、そこまでチケット代落として、1000円返金すれば?って
思います。映像配信も飛んでますから、そんなこと、出来るわけが
ないのですけれど。でも、まあ、理屈としては、そっちですよね?
なぜ、中止にしないのかといえば、出来なかったからですよね。
わずか6人の芝居ですから、本来は中止が正しいでしょう。
そんな気がしますよ。
とはいえ、あと数回公演がありますから、おそらく、千秋楽までには、
宮沢りえさんは、きっときちんと仕上げるでしょう。
非常にカンがよく、器用な人だと思いました。
それだけに、中身がからっぽの代役を見て……。
なんだか、いろいろ考えてしまいました。
宮沢りえさんは、牡羊座。
天海祐希さんは、獅子座。
へえ、火の星座なのですね。ふたりとも。
まもなく、4ハウスに向かう牡羊座と
まもなく、12ハウスに向かう獅子座の違いが出たのかもしれません。
あとで、ホロスコープでも作ってみましょうか。
今回、見てみて、つくづく、思いました。
これは、悔しいだろうと。
役者は、降板してはいけないと。
どんなことにも意味がありますから、ここから得るものも、
学ぶものもあるのでしょう。
つなげていけばいいのでしょう。
天海さんで見るつもりだったのに、見逃したのにも
きっと理由はあるのでしょう。
持っているチケットが休演に当たらず、代役一日目に
ぶつかったのにも、意味があるのでしょう。
本意とは違いましたが、でも、貴重なステージを見ることができました。
しかし、私は「持っているのか」「持っていないのか」
この場合、どっちなんでしょうね?
天海さんのご快癒、そして、宮沢さんのご成功を心よりお祈りいたします。