「もののあわれ」と日本の美

サントリー美術館へ行ってきました。
お目当ては、「もののあわれ」と日本の美という美術展です。
え、また?

そう思われるのも、無理はありません。
数えてみましたよ。私も!

新国立「貴婦人と一角獣」
芸大「夏目漱石の美術世界展」
三井「河鍋暁斎の能・狂言画展」
出光「源氏絵と伊勢絵 描かれた恋物語」展
大倉「大倉コレクションの精華Ⅰ」
三菱一号「クラーク・コレクション」
東博「大神社展 後期」
山種「百花繚乱」
ザ・ミュージアム「アントニオ・ロペス」
江戸博「江戸絵画の奇跡」
弥生「魔性の女」
サントリー「もののあわれ」と日本の美

たぶん、頭がおかしいのです。
なぜ、一ヶ月もしないうちに、12本も美術展を
見ているのでしょう。
どこの美術関係者でしょう?

さておき。
もののあわれ展、よかったです。
つい最近、見た岩佐又兵衛の野々宮の源氏があったのには、
ちょっと笑ってしまいましたが。
出光での公開が終わって、サントリーに出たようです。
これでは、源氏の追っかけです。

日本人でよかったなあと思える美術展でした。
特に、月のコーナーが美しいったら!

個人的には、鈴木基一の「四季歌意図巻」が響きました。
美しい!!!
京都の細見美術館の所蔵品だそうなので、
いつか四季バージョンすべてを拝見したいと思います。

日本美術は、さっぱりわからないのですが、さすがに
9軒も見て回りますと……。
わからないなりに、わかってくるというか。
いやー、もののあわれ、楽しかったです。素敵でした!

 

このエントリーをはてなブックマークに追加