友人が、みなとみらいホールで恒例となっている
「0歳児からのオルガン・コンサート」の構成を担当しています。
ですので、きょうは、まず、横浜へ。
子連れのママやパパたちに紛れて、ソプラノの山田英津子さんとみなトラくんの
ステージを楽しんできました。
パイプオルガンを演奏するのは、浅尾直子さん。
すごいですよね。0歳児相手に、パイプオルガンですよ。荘厳です。
今回は、打楽器のぱぱーパ山ださんも参戦。
今までずっと見てきていると思うのですが、今回が一番楽しかった気がします。
なにせ、0歳児からOKのクラシックコンサートですから、
気楽に赤ちゃんが泣きます。びゅーびゅー泣きます。
ときとして、ちょっとしたジャングルみたいにもなります。
たまに、悲鳴みたいな子がいて、ちょっとした声援みたいに聞こえたりして。
赤ちゃんは、泣くこともお仕事なのでしょう。
きょう、お隣になった赤ちゃんたちは、非常に肝っ玉が据わっていまして、
パイプオルガンになんて負けません。
みなトラくんを見ながら、ニコニコ踊って、ダアダアして、そりゃもう
かわいらしいのです。
そして、何かある度に、ママと顔を見合わせます。
うわー、幸せを絵に描いたような図です。
「なんで私には赤ちゃんいないんだろう。いいなー」って思っちゃうくらい
幸せ満載でした。
電車が遅れてしまって、開演直前に滑り込んだので、友人には会えないって
思っていたら、闇に紛れて立っていましたよwww
おー、スタッフっぽい。いや、まぎれもなく、スタッフです。
ちょっとだけ手を振って、「来たよ」して、今回はおしまい。
第二部もありますから、邪魔はできません。
その後、1人でサマフェスでみなとみらいに行ったときに
大行列で入れなかったお店で、ブランチをしました。
結構なボリュームでした。
修行のように食べましたとさ。
そして、桜木町に出て、やっと話は、本題の三菱一号館美術館に向かいます。
この夏、三菱一号館美術館は、「浮世絵 珠玉の斎藤コレクション」を
三期に分けて展示しています。
きょうは、その第三期。江戸から近代に移り変わる時代がテーマです。
これが、とにかく、響きました。
特に、ついさっきまで、横浜にいたでしょう?
開国後、横浜がどんどん変わっていく姿が、
クリアに浮かび上がるのです。
また、最近、軍港めぐりもしたので、この印象もプラスされます。
これまで、開国は、新しいものを取り入れた時代だと思っていました。
でも、今回は、江戸が消えていくようで切なくて、切なくて。
また、展示の構成がいいんですよ。
木の建物がレンガ造りになって、近代化が進んだあとに、
小林清親で、再び、和のテイストに戻します。
グッときます。
いわゆる浮世絵という意味では、第一期、第二期のほうが上かもしれませんが、
心に響く度は、私は第三期でした。
この風景もいつか、過去のものになるのでしょうか?
なんだかとてもよい一日となりました。
昨日あんなにブルーだったのに、きょうはハッピー、面白いですね。
生はちみつ、効果でしょうか???