ヴァロットン展と笙とマクロビご飯

昨日は、笙演奏家の大塚惇平さんの演奏会でした。

場所は、原宿のMOMINOKI HOUSE。
裏原の先??? えー、どこどこ? まだ着かない?で、うかがったのですが、素敵なお店でした。
土曜日の原宿は、ここのところ引きこもりまくりの私にはかなり厳しい人ごみだったのですが、
お店に着いたら、ほっとしました。

大塚さんの演奏は、未来を予感させてステキでした。
今回は節目の演奏会なので、集まる方は親しい方ばかりで……というわけでもなく、
「友達に連れてこられたんです」という方がいらしたりして、ちょっと面白かったです。

演奏の後に出てきたご飯が、本当においしくて。
有機栽培モノもたまにあるそうですが、基本、「自然農法」なんだそうですよ。
自然農法とは、
「農薬や科学肥料はもとより、有機質肥料さえも一切使用せずに、作物を育てる無肥料(無施肥)栽培法」とのこと。

20140621-03 MOMINOKI HOUSE20160621-2

 

で、一同「おお、本物は違うねえ」「わー、カラダがよろこぶぅ」みたいになっているところへ、
オーナーの山田英知郎さんから衝撃的なお話がありました。ちょっと意訳になっちゃうけど、まあ、こんな感じ。

「最近の小学生は、自然農法の野菜よりも農薬を使った野菜の方をオイシイって言うんです」

これは、衝撃ですよ。なんですか。その進化形!
あー、でもなー、ちょっとだけわからないでもないですよ。
トマトとか、昔は今の味じゃないですよね。イチゴだって、もう大変な進化でしょ?
そういう「もっと食べやすく」は、近代的な農法と共に歩んできたわけでしょうから。
えぐみとか、深みは、小さいコたちは受け付けないかもしれません。

こちらのお店は、今年で創業38年目のマクロビオティックの老舗。
いろいろな芸能人の逸話などもあるそうです。
あー、わかる気がするなー。素材の良さもありますが、味付けがおいしいんですよ。
こういう食事ならば、手間やお金のかかるマクロビも続きますよねー。

お土産も買いました。
ひよこ豆、白いちじく……。
丸くてデカいのはなんだと思いますか? ふふふ、レモンです。
レモンは、半分に切って、水につけるとレモン水になるそうですよ。
あと演奏会のお土産のグァバ茶。

ドライフード 20160621-05

演奏会前に「30分くらいはイケるか?」で、三菱一号館美術館にも
寄りました。
ちょっと迷ったのですが、とうとうサポーターズにも入りましたよ。
さようなら、いちまんえーん。
再訪決定なので、カップルでいっぱいの中、どんどん進みました。

ヴァロットン、それほど興味はなかったのですが、面白いかも!
つるんとした印象の風景画が、妙に響きます。
版画はカワイイですよね。ちょっと混んでいたので、次回ゆっくり見ることにして。
後半は、鮮やかな色がつき始めます。作風も少し変化して。
で、「これが戦争だ」に、胸が詰まって。
カワイイのに、エグイ。こういうのは、記憶に残りますね。
最後の一枚も、やけに激しかったのですが、諸事情でよく見れず、
まあ、次回のお楽しみってところになりました。

あー、ゆっくり美術館とか行きたーい!!! まあ、もう少し頑張りましょうデス。

 

 

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