魅惑のコスチューム バレエ・リュス展

やっぱり気になったので、再び乃木坂を目指しました。

『魅惑のコスチューム バレエ・リュス』展。

1909年にデビュー、そして、一世を風靡したバレエ・リュス。
バレエ・リュス、私は、ニジンスキーだった気がします。入口は。
もっともバレエ少女ではなく、演劇少女だったので、市村正親さんの芝居から入っています(一日も早い回復を!)。
首藤康之さんがバレエ担当で出演なさっていました(バレエ通の友人に「いいもの見たね」とホメられました)。

一本の芝居がフックになって、バレエ・リュスは気になるキーワードとなりました。
過去にも関連の美術展を見た記憶があります(というか、ポストカードがうちにあります)。

要は、20世紀のロシアのバレエ団の衣装の展示なのですが。

ものすごく、ドラマチック。そして、カラフル、ダイナミック。

私は踊れないのでわからないのですが、結構重そうに見えますね。
イヤホンガイドを聞けば、その辺わかったかなー???

まあ、すてき!なものは、全部チラシに載っていて、今回の美術展の企画者さんとは気が合うなーと
ホクホクしました(よくわからない感想?)。

フリフリの「キアリーナ」の衣装とか、素朴に来てみたいですよ。いや、似合うルックスに生まれたらですよ?
「眠り姫」の衣装もあって、そうだよ、眠り姫だよ!と思いました。
マレフィセントのオーロラ姫は、なぜ眠らないのだ?(まだひっかかっているらしい)。

眠れる森の美女、眠り姫、いばら姫。
子供のころは、なぜいろいろな呼び方があるのかわかりませんでした。
いばら姫が強く残ったのは、バーン=ジョーンズの絵のせいですね。きっと。

つむで刺されることが、すなわち破瓜を表すとか、諸説ありますよね。
だいたい、100年後の王子と巡り合って、目覚めて果たしてうまくいくかどうか。
その前に、そもそも、100年眠れないですね。
そこも、おとぎ話だったりするわけで。

久しぶりにクラッシックバレエを見たくなりました。
しかし、やはりこちらは1人で行ってよかったです。
むりやり友人を誘っていたら、温度差があり過ぎてダメだったと予測します。
バレエや服飾、20世紀初頭のアートが好きな人、ピカソやマティスファンくらい???
お客様の中にも、何人もピッとキレイに髪をまとめている方々がいらして、眼福な企画展でした。

余談ですが、バレエとフラメンコの客層って、違うんですよ。
フラメンコの客層って、とにかく強いんですよ! バレエは、客席もしなやかですねー。
で、ピッとしているのです。
私ひとりが調和を乱している気がしますが。まあ、いいや。それは、考えないでおきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加