ボストン美術館「ミレー展」

きょうは、本当に疲れてしまったみたいで、仮眠を取ってやっと復活いたしました。

「ミレー展」は、森林浴という感じで始まります。
その後、労働者にフォーカスされて、ミレーに影響された画家たちへと広がり、
晩年の作品で終わります。

労働者を描くということが、その時代にとって新しかったこと。
色使い、生活感、リアリズム、そして、労働の後の憩いの時間。
ゆったりとした時間の中でも、縫物をしていたりします。

大地に足をつけて暮らしていた人々の中で、描きにきた画家はどれほど
異質の存在だったのでしょう?
糸巻、バター作りなどが印象に残っています。

バルビゾン派から印象派へ、色調の変化、疲労感が消えることなどは、
音声ガイドの説明で納得しました。なるほどねー、そうですねー。
途中、「なんだろう、このつまらない絵」って思った一枚があったのですが、それはモネでしたよ。
あははは、失礼極まりない!

ワナにかかったキツネとか、森の中のイノシシとか、どうやって描いたのでしょう?
キツネが苦しむ横で、描いたのでしょうか?
では、イノシシは???

ルソーがフォンティーヌブローの森を守ろうとナポレオンに嘆願し、運動の先端にいたことは、
初めて知りました。音声ガイド、すごーい!

来年の1月12日までデス。

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