試練は忘れたころにやってくる。

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三菱一号館から国立劇場へ。

流れるように移動しました。

が、これが悲劇の始まりになるとは、誰が予想したでしょう。

まず、すこぶる眠いのです。劇場で二杯もコーヒーを飲んだのに、意識がとびかけます。

ナンカ変ダ。

後半、理解しました。

「この痛みは……」

3時間後、病院の救急で寝ていました。看護師さんの説教つき。

「40代、太っていて、おいしいものが好きな人は、ダメだとドクターに言われた。私は、外科手術で取ったわ」

あのですね。

ありがたい見解も、石動いているときに、言われても何も出来ないから。

久しぶりの尿路結石です。毎度のパターンで、激しい腹痛、痛過ぎて、吐きまくります。胃が空っぽなので、めちゃくちゃつらいです。明らかに様子がおかしくても、世間は声をかけてくれないと理解しました。

尋常じゃない痛みに覚えがあるため、グリーン車と旦那を駆使して、なんとか帰宅したのですが、途中、グリーン車の中でうなっていたら、同じコパーメントな人は席を移りました。まあ、助けを求めても、なにもしてもらえないと知ってますから、いいんだけどさ、こちとら、死にそうに痛いんですよ! 見て見ぬふりかい、世間は冷たいにゃー。

また、持病でかかりつけに行ってるのに、「違う病気だといけないから」で、なかなか処置してもらえませんでした。

まあ、死に至る病気じゃないけど、こんなに痛いの、そうそうないですよー!

座薬と点滴で、やっとうとうとして。まだ、微妙に違和感はありますが、石、落ちた気配もあります。

いやあ、参った、参ったの巻です。

雅楽、記憶から飛びました。もったいなかったです。三菱一号館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」は、最後の部屋のボナールもよかったです。

《画家の庭の階段》

《緑色のテーブル》

庭の階段にテーブル、明るい世界に救われました。

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