「烽―とぶひ―展 憂国のアート、至誠なアート〔巻之一〕彫刻家 佐々木誠

一昨日、見損ねた個展へ行きました。

「『烽―とぶひ―展 憂国のアート、至誠なアート』〔巻之一〕彫刻家 佐々木誠

ちょうど、下で何かのロケをやっていて、出入りに苦労しました。

いや、予想以上に温かいし、かわいいです。佐々木誠さんの作品は、触れたくなる温かさがあります。かといって、素朴とも少し違う感じ。

狛犬さんが人気っぽかったですが、私は階段つきのお社が欲しいなあと思いました。

ギャラリーの田中さんと少しお話しをしました。「特に、神社や神道というわけではない」とのご説明は、腑に落ちます。しかし、長歌を拝読させていただいた感じから、真摯な信仰と姿勢は感じます。

次回のご案内をいただけるようお願いしていたら、ご本人がいらして、ありきたりのご挨拶をさせていただけました。ちょっと嬉しかったです。あの作品をこの方が!ですね。

外に出たら、まだロケはやっていておじさんが「あの汚いビルに行きたいんだ」と訴えていました。わはは、私も「あの汚いビル」から出てきましたよ。

で、また吸い込まれました。

ま、定番ですね。

 

ゆっくりし過ぎて、またもやダブルインパクトには、行けませんでした。あ、少し前から行きたくてジタバタしてます。ブリヂストンと迷いましたが、せっかく年パスあるし、時間もないので、帰りがけに三菱一号のナショナル・ギャラリー展を再訪しました。

思えば、前回、宮内庁の演奏会前に寄り、ルドンの複製画を買い、石が動いたのでした! 約三カ月ぶりの再訪。

ベルト・モリゾが引っかかりました。「姉が画家であることを強調した」ということは、彼女は姉に一緒に描いていて欲しかったんですよね。

こういう風に、ピッと引っかかる説明があると嬉しくなります。20分くらいで、さばさば流しました。

なんとも優雅な一日でした。

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