懐かしい時間。

先日、友人の日舞の発表会がありまして、うかがいました。
今回は、友人は客演枠だったので、特にお手伝いすることもなく、
のんびりした鑑賞となりました。

お手伝いすることがないくせに、ぼんやり楽屋に出入りしたりして。

もうね、すべてが懐かしいのです。
昔は、毎年一回必ず、発表会があって、お友達と二人、受付などお手伝いしていました。
ご来場になるお客様に手土産を渡したりするのですね。
丸一日、ホールの受付と楽屋の間を行ったりきたりして。

もちろん、すべてが前と同じではありません。
お世話になっていたおばさまも、友人の師匠のお母様も他界されています。
でも、楽屋やホールにいると、ひっこりと「久しぶりね」って顔を出しそうな気配があるのです。

切なくて、悲しくて、でも、嬉しくて。なんだか特別な一日でした。
奇しくも、ホールが個人的に思い出のある会場だったのもありますね。
ざっくり20年。たいして中身は変わってないと思うのですが、時間はしっかりと経過いたしました。

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