猫を保護したら、自分から出てくるまでキャリーバックの口を開けて待つのがセオリーだそうです。
が、やってみてわかったのですが、うちのキャリーバック、ジッパー開けるとくたっとなっちゃうので、「どうすればいいの?」でした。
仕方なく、ケージの上段のほうにキャリーの出口を押さえながらあてがって
みたところ、黒は、あっさり出てきて、ケージの横の棒をうまく使って、ハンモックに納まりました。
あら、びっくり!
もちろん、グルのために用意したのですが、猫飼いの友人たちからは「猫、ハンモック、入らないよ」と散々言われていたのです。
でも、猫ハンモック、憧れません?
黒は、あっさり納まりました。
というか、そこだと、人間を見下ろす感じになりますし、長身の旦那でさえ、台を使わないと中が見えない位置なので「隠れた」って感じなのでしょう。
グル用のトイレだと深すぎたので、急遽、黒用に小さいヤツを買いにいきました。
とりあえず、グル用のトイレを最下段につっこみ、水とミルクと猫スープとカリカリと置いて出かけました。
いかに私がグルの保護に本気だったか、わかります? 一式、揃えていました。知識も、ネットで調べまくりです。
トイレだけ小さいやつに入れ替え、数時間放置しました。
ハンモックの中でじっとしているので、そこに、ご飯を入れてあげたら、
モグモグ食べました。
ハンモックの段違いのところに、ご飯シリーズを置いて、薄明りにして、
また、放置しました。
やはり気がかりだったからでしょうか。
朝4時に目覚めてしまいました。
どうしようか迷いましたが、ケージをのぞくと、なんだか汚くなっています。
ん? どうした、これ?
要は、黒は、上れるけれど、降りられないのです。
ご飯まわりにうんちとおしっこが広がっていました。ああ、そりゃ、そうだよねー。
「ごめん、ごめん」
猫トイレに、ちょっとうんちをつけて、上に上げました。
もう、スペーズ的には、ピッチピチです。しかも、最上階でいちいち手が届きません。
ミルクとスープを与え、仕方がないので、猫トイレ内に水を置きました。
なうなう言うので、試しにマッサージしてみたら、ゴロゴロ言い出します。
早いな。
しかし、甘噛みが容赦ありません。
ガッツリ指をやられました。
背骨がゴツゴツしていて、ずっとご飯を食べてなかったのかもしれません。
でも、さすが猫で、緊張しながらも、寝床とトイレは分けたのですね。
初日にして、ご飯も食べたし、おしっこも、うんちも出来て、結構大胆な子なのかもしれません。
いや、子供だからかな?
部屋が一気に猫くさくなりましたが、しばらくガマンですねー。
あとで、消毒セット買ってこないといけません。
きょうは、獣医さんに診せてきます。
「あれ? 動画の子じゃないの?」とか言われそうです。
黒は、横に置かれたトイレに入りました。なぜか、同じ部屋でパソコン打ち始めたら、
静かになって寝たようです。寂しかったのかな???
気がかりはグルです。
「なんか他の猫の臭いがするにゃ!」と怒られそう。
ま、甘んじて責めを受けましょう。