黒猫さん、昨日から鼻チューをすると、ついでに顔を噛んでいきます。
※鼻チューとは、鼻と鼻を合わせる挨拶のことです。猫の鼻と人間の鼻もくっつけます。
「噛まれるのがイヤなら、噛み返すふりをするといい」とネットにあったので、
試してみたら、「なんで、そんなことするんだよ?」みたいな顔になって、
さらに噛まれました。
とうとう、顎にも!
うん、噛みやすいよね。うん、知ってた。いつ、噛まれるか、ドキドキしていました。
とうとう、噛まれてしまいました。二重になっているから、噛みやすいよね!
で、噛み返す真似はダメだとわかったので、今度は、
「痛い!」作戦にしました。噛まれたら、すぐに「痛い!」というのです。
これは、効果は半分くらい。
「痛い!」というと、「わかった。痛くしないから、またやらせろ」とおかわりが来まして、
たいてい、それは、痛くないので「鼻チューの天才!」とホメるとと嬉しそうにするのですが、
次のときにはすっかり忘れて、また、気楽に噛んできます。
しかし、どうも感極まって噛んでいる気配があるんですよねー。
治りかけの鼻の傷の上をキレイにトレースするかのようにまた、噛まれました。
昨日から、鼻、人中、下唇、鼻、顎とやられております。
痛いのなんの、痛いのですが、これも猫の愛かもしれないとDV男に慣らされるように
癖になりつつ……、いや、痛いから!
仕事をしているのに、「ウニャーン、ウニャーン」と繰り返し誘われたので、仕方なくついて行ったら、
旦那の部屋で、窓から外の景色を見せてくれたみたいです。
さながら夜のデート。今度は痛くない鼻チューつき。なんという甘さでしょう!
これ、ダメ男にハマるパターンじゃないでしょうか?
世界のダメ男にひっかかってしまう女子、いっそ、猫はどうでしょう?
ちょっと痛くて、それが、愛ですよ。愛。でも、化粧水もしみるの、痛いの。