水、生命の源であり、癒しであり、清めの力を持ち、循環するもの。
その神秘のかたち、これは、見ておきたい企画展でした。
理想は、前期の7~11日の間だったのですが、まったく予定が立たず、
やっとうかがえました。
夕刻、ちょうど打ち合わせが終わって、帰ってもいいのですが、寄り道してもよい感じで。
グルさまには間に合わない時間だったので、美術展を取りました。
サントリー美術館について、まず、年間スケジュールをチェックして、
ガレが入っていたので、自分にOKを出して、年パスを買いました。
サントリー美術館の年パスは、数回通えば、元が取れるんですよ。
同伴者無料ですし、会員限定のセミナーとかもあるし、上質ですし、オススメです。
で、「水―神秘のかたち」展ですが、濃かったです。
後期の目玉のひとつである大阪・本山寺の「宇賀神像」。そういえば、昔、
宇賀神くんというクラスメイトがいたなあとぼんやり思いながら、拝見しましたが、
まあ、その異形ぶりったら!
普段は、秘仏だとお話を友人に教えてもらいましたが、美術という名目で
前から後ろから横からジロジロ眺められるのは、すごいです。
で、弁天様が、この宇賀神を頭に乗っけていて!
すごいなあ、弁天様。
丹生都比売神社が出てきたりして、「へー!」でした。
私はうかがったことがないのですが、私のまわりの方にご縁がある神社さんなので、
ここで出てくるかあ!でドキドキしたりして。
で、竜宮城というフレーズも飛び出し、そういえば、神社めぐりの最初に
「浦島神社」があったんだよなあと思い出したりしました。懐かしいです。
ちなみに、めっちゃ遠いんですよ。関東からだと。
あとは、仏教の密度にやられました。濃い、濃い、濃すぎます。
くらくらして、帰りの電車で気を失いました。
息抜きに、滝の絵とかあればいいのになあ。いや、私が見たいだけですが。
明治維新がなければ、きっといろいろなことが違うのだろうなあと
ぼんやり考えたりしました。2月7日まで。サントリー美術館。巡回アリです。