時代は平成ですよ。
なのに、怪奇じみた話を聞きました。
というか、とりあえず、よくわからないことが起こっています。
キジちゃんとチビちゃん、その仲間たちが消えました。
一匹だけ、白黒ちゃんがウロチョロしていますが、
とにかく、いなくなりました。
野良猫は、どっかいっちゃうから。
確かにそういう側面もあるのですが、あまりに突然で、あまりにも不自然なのです。
毎日のようにエサを持って行っても、捕まえるのはまず、無理です。
私も猫たちに覚えられていますが、それでも警戒を解いてはもらえません。
あんなに警戒している猫を捕まえるには、大ケガ覚悟で体当たりか、
トラップ仕掛けるかくらいしかないでしょう。
きょうになって、怪情報が飛びこんできました。
「アミ持った怪しい人がウロウロしているんだって。猫狩りじゃないかな?」
ネコガリ??? ちょっと待ってください。今、平成ですよ? 21世紀ですよ?
「数年前も、三味線業者がいてね」
まじですか?
猫狩りで検索かけると、ぞっとするような話がヒットします。
ちょっとちょっと、やめてよ。やだよ。
キジちゃんも、チビ猫も、つらい思いなんかして欲しくないよー!!!
子グルのことも思い出します。
非常に人懐っこく、いい猫でした。
ある日、いきなりいなくなりました。
去勢されて、耳カットされて、地域の人に大事にされていたのに
いなくなりました。
子グル、キジちゃん、チビー!!!!
最近は、グルさまに言って聞かせています。
「変な人いるみたいだから、気をつけなさいよ」って。
おくびょうちゃんの姿も見ないんですよねえ。心配ですが。
でも、おくびょうちゃんは、鳥を捕れる猫なので。野生の子なので。
猫狩りなんて、本当にあるのかしら?
でも、そうとでも考えないと合わない気がします。
TNRなら、とっくに戻されていいはずですし。
猫好きな人が保護してくれた……も、考えにくいんですよねえ。
保護するには、「必然」がなければいけませんから。
熱心なエサやりさんによって、栄養状態はバッチリ。野良ライフを満喫してましたから、
優先順位として、保護しなきゃ!ってツボに入らないと思うんですよ。
百歩譲って、小さい猫ってことでチビちゃんだけ連れていかれる可能性はありましたが、
今回、キジちゃんも消えていますから。
仲良し猫をセットで保護してくれる奇特な方……、ちょっと考えにくいですよー。
いたらいたで悩ましく、消えたら消えたで悩ましい。本当に猫ってば!!! 猫ってば!
ある日どこかで、「ニャア」って、子グルやキジちゃんやチビ猫がひょっこり出てきてくれないかなって
思います。幸せにしていてくれたら、いいんですけれどね。