石川町から中華街へ。すでに習っていると言うのもおこがましい笙の新年会です。久しぶり過ぎて何がなんだかのまま、先生たちについて行きました。
「東門から入ると縁起がいいらしいですよ~」と笙仲間さんがおっしゃいます。が、かなりの迂回になるので、「東門から入ったつもり」で。
フカヒレのおこげ、中国茶と二軒回り、春節仕様の媽祖廟をお参りして解散しました。3ヶ月ぶりに、調律していただいた笙も戻ってきました。
本当は、1日笙の日の予定でしたが、旦那が夜不在になってしまい、12時間越えの猫の留守番は無理と判断し、新年会だけで失礼しました。
それでも、帰宅したら……。
置き餌は食べてないし、うんちはしてないし、さあ、大変です。
あやすこと一時間、やっとおやつを食べ、やっと朝のうんちを済ませ、「僕をほっとくなんて」のカミカミキックパンチの刑を受けて、通常営業に戻りました。拗ねると長いんですよ。
ひとつ気づいたのは、聞きたくないことは聞こえないふりをするのに、同意してもいいときは、顔を擦り寄せてくることです。なに、そのかわいらしさ!
「朝8時半から夕方6時まで僕を一人にしたな!」お怒りは、「遊ぶの休憩、またあとでやろうか」は聞こえないふり、「少し休んで、ささみ食べてチュール食べたら、また遊ぼうか」でお顔すりすりになりました。
大変な甘やかしぶりですwww
しかし、旦那が不在の夜に簡単に柔便になったりするため、ご機嫌を直してもらわないと!
朝、横浜美術館に寄りたかったのに、人身事故で30分近く止まって諦めた疲れが出てしまい、21時過ぎにはへろへろに。
「お風呂出たら、また遊ぼうね」でお風呂に入りましたら、まんまとキャットタワーの上で寝てまして。この隙に髪を乾かし、私も寝たかったけど、寝ちゃうと不機嫌と不信が残るため、気力で乗り切り、夜の覚醒21時30分きっかりに「遊ぼうか」して、「狩りの天才」、「早いなあ」、「すごいなあ」といっぱい褒め、またおやつをあげて「寝るよ」しました。
いつも旦那の布団で寝るため、きょうは自分のベッドを諦め、「一緒に寝るよ」でベッドまで運んで「まだ寝ない」され、もう義務は果たしたので、寝ることにしましたが、30分経過しても戻って来ません。リビングに捜索に行ったら、こたつの布団を内側に巻き込み、拗ねてました。
またもや、説得。「一緒に寝ようよ」「一緒に寝てください」を繰り返し、やっと、「そんなに言うなら」で、天の岩戸ならぬ、みんなのおこたがご開帳、無事に添い寝と相成りました。
うちの猫のお留守番は6時間くらいが限界で、それを越えると、「僕はいらない子なんでしょ?」「捨てられたと思ったんだからね」の二本立てで大層面倒くさいのです。
「そんな飼い方はしてないから」といろいろな人に笑われますが、「アネラ本を読むと、かなりわかっているっぽいですよ」で、猫ライフ先輩たちも一様に「あ、やっぱり?」みたいな顔をされます。
まだ仮説ですが、猫たちは、かなり人間の言葉は理解していて、わかっているんだけど、わかっていることがわかっちゃうと、言い付け守らなくちゃいけないからわからないふりをしているんじゃなかという気がしますよ。
どうもあちこちの猫から「ん? こいつは、わかっていると気づきかけているな?」みたいな態度を示されます(笑)。
「わかっていないけど、わかった気はするよ」みたいな大変な神経戦になりつつあります。この話、一体どこに着地するのかわかりませんが、唐突に終わります。
予断ですが、昨日きた13番目の猫タロットは、意外にお気に召したようです。
いまのところ、「曲者! 許さにゃい」は、白猫タロットだけ。お猫奉行のお取り調べは、なかなか厳しいのでございます。
1ヶ月でどんだけ買っているんだ?の図。