恋の終わり。

最近、立て続けに入ってきたのが、恋の終わりの話です。

恋愛で何があろうが、日常は続いていきます。
でも、心は沈んだまま。

今つらいのは、それだけ、素晴らしい体験をしたからです。
心弾む時間があったから。
必要とされ、求められ……、でも、今はあの人はいらないと言う……。

男女の価値観の相違もあると思うのです。
男性にとって、基本的に恋は人生の一部。意外に割り切っています。
女性にとって、基本的に恋は人生の大前提。すべてにかかってきていて。
まれに男性で、女性のように恋をする人もいらっしゃいますが、たいてい、
身を滅ぼします。

だから、女性も、男性のようにどこかで割り切ってつきあればよいのでしょう。

たとえ、あの人があなたの人生から欠けたとしても、残った部分で調和することは出来るはずです。
関係がうまくいっているときだって、あの人なしの時間のほうが本当は多かったわけで。

どうぞ、ご自身を大事にしてください。
あまり考えすぎずに。思いつめ過ぎずに。
恨んだり、憎んだり、恋しくなったり、切なくなったり……。

大きい流れから言えば、今、喪失するのは、本当はいらないからです。
かつては必要だったとしても、その役目を終えたのです。
つらさ、苦しさがあなたを磨き、でも、絶望はいつまでも続きません。

いらないから、消えていく。
変化を受け入れるには、心の準備が足らないと思いますが。

そう遠くない未来に、「あのとき、別れていてよかった」と思う瞬間が来ると思います。
しばらくは痛みと共に。でも、必要以上に、ご自身を追い詰めずに、労わって大事にして、
優しく慈しんで。

あなたの幸せを祈っています。心の平安を。安らぎを。
これは、きっとよい変化です。つらいけれど、ね。

 

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