ベランダグランピング

夏も終わりというこのタイミングで、いまさら2016年のトレンド予報に乗っています。
えっと、私ではなく、うちの若頭(黒猫さん)が、です。

敷地内散歩は、ほぼ週刊化してしまい、いかないとニャーニャーうるさいという非常事態なのですが、
若頭の気をそらすために、ベランダを解放してみたんですね。
そしたら、気に入ってしまって、もう部屋に戻ってきません。

しかも、いかに私がだらしないかを証明するみたいでイヤなのですが、敷地内を歩かせるよりも、
ベランダを徘徊するほうがドロだらけになりますのだ。ドロドロ、いやーん。
雑巾で足を拭こうとすると全力で嫌がり、暴れますから、私のTシャツといい、腕といい、
とにかくもう全体がドロまみれになります。地域猫グルさまと戯れたって、毛しかつかないつーの!

若頭ってば、領地拡張を狙っているようで、キレイにベランダガーデニングをしているお隣の家に
行きたくて行きたくてたまらないわけです。こちらとしては、抗争はごめんですから、必死に行く手を
ふさぎます。今までバカにしていたフェイクのツタが、意外な足止めになってよかったので、
もっと買って来ようと思っています。

きょうも、「ベランダグランピングをする」と言い張るので、仕方なく開放したところ、
もう部屋に戻ってきやしません。ただ、面白かったのは、暑かったんでしょうねえ、数少ない
日陰にうずくまっているのです。ローズマリーの鉢の日陰です。たいして陰になっていません。
「ねえ、おうちに入ろうよ。おうちのほうが涼しいよ」と交渉したところ、
「抱っこなら帰ってもいい」みたいなよくわからないオーダーがきます。

コンクリ部分が熱いんでしょうかね?

ベランダグランピングで検索をかけますと、まず、ウッドパネルを敷くが一般的みたいですが、
調べれば調べるほど、虫問題が浮上します。うむむ。これは、全体をふさがずに渡り廊下のように
すのこを敷く作戦が有効でしょうか? しかし、すのこも、防水加工したりしないと、すぐに
やられちゃうみたいです。すのこの周りに、白い石を敷くというのは、なかなかおしゃれでよい
気がしますが(その前に、ベランダ使用についての規約を読みなさいよ←結構大事デス)。

悩ましい。

ただ、造花のツタは、見直しました。嘘くさい、安っぽいって思っていてごめんなさい。
いい目隠しになって、気持ちが落ち着きます。

なぜって、うちの前、大きなビルの陰になっていましてね、ビルの居住者たちが気楽に
非常階段で休憩するんですよ。もう見られて結構! どうぞ、ご自由にって開き直っていましたが、
これ、隠せるものなら、隠したほうが気持ちがラクみたいです。
なにせ、この非常階段、わりと有名なキャラクラーの着ぐるみが陰干しされたりしているんですよー。
結構ギョッとしますよ。え? あれ、頭だよね???みたいなの。

もう慣れましたが。

そのうち、猫の監視を兼ねて、ベランダに机とか出して、仕事し出したら笑えますね。
あはは、やりかねないな。私なら。

 

 

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