猫とマドレーヌ

媽祖廟参拝のご利益か、夕方帰宅して、グルさまに会いに行ったら、
怪我したはずのおめめがパッチリ開いてました。

グルさま
しかも、一昨日、「抱かれた? だから言わんこっちゃない。人間なんて信用しちゃダメよ」と
グルさまをたしなめていた風のお姉ちゃん猫、たまにしか姿を現さない末っ子の臆病ちゃんも含め、
グルさまファミリー、めっちゃ甘ったれモードでした。

まず、お姉ちゃんが「私はココよ。ココ、ココ。おなかすいているの!!!」と激しく自己主張してきます。グルさまも、「あ、来た!」みたいなトコトコで寄ってきます。

嬉しくなって、2匹にいっぱいおやつをあげていたら、手持ちがなくなってしまい、そこに末っ子が「あれ??? 私は? 私の分は?」ってやってきました。わあ、きょうはあんまり持ってないんだよ。

「ごめんね、きょうはあんまりないんだよ」って言いながら、ちょこっとだけわけて。
そしたら、後追いまで始めます。昨日、グルさまをたしなめて「あんなやつのところ、行くなよ」って
仕草だったお姉ちゃん猫まで!
妙に感激しました。

グルさまの子供たちからは、「ただ、美味しいものをくれる人」程度の認識かもしれませんが、それでも、「気を許していい人間」って思われているとわかり、感慨深かったです。また、昨日、ふいに抱き上げられて「裏切られた?」みたいな顔をしていたグルさまも、「来た、来た! (エア)ニャー」みたいな感じで、イチャイチャしてくれます。ケガも大丈夫そうです。こんなに幸せでよいのでしょうか? ご心配くださったみなさま、ありがとうございました。お騒がせしてすみません。

あとは、フードの匂いで天敵を呼ばないように、こちらが気を付けていけばいいのでしょう。
もっとも、ここ数カ月で、グルさまは、顔に2回も負傷、お姉ちゃん猫の首筋の腫瘍&破裂していますから、タヌキやハクビシンにやられたと考えるのが妥当でしょう。油断はできません。

一昨日は、ファーブルトンとマドレーヌを焼いてみたのですが、「オレはマドレーヌのほうが好きだ」と言い出す人がいるので、昨日はマドレーヌに再挑戦しました。

レシピも工夫して、アーモンドプードルとハチミツを投入したところ……。

マドレーヌ
見てくれは、焼き型に生地を入れ過ぎて「壊れせんべい」系ですが、
味はそれなりのものが仕上がりました。
え? 簡単すぎない???

今回、初めて知ったのですが、マドレーヌは、1対1対1対1のお菓子なんですね。
バター、小麦粉、卵、お砂糖の割合が1対1対1対1。
ハイカロリーですねえ。ふふふ。
この粉の部分にアーモンドプードル、お砂糖の部分にハチミツを入れることで、味のテイストが変わります。

フィナンシェとの違いは、卵らしいです。マドレーヌは全卵、フィナンシェは卵白だけ。
へええええ!!! 気楽に食べていましたが、知りませんでした。

つーか、私のファーブルトンは、「あのお店で売っているやつみたいなの!」で
目指す目標が高かったようです。
おうちで食べる分には、今のクオリティで十分にマドレーヌの味がします。で、
もしかしたら、例のファーブルトン、最初に高温で焼くのかもしれません。焼き色が220度で
結構近いイメージになるので。

人生、自分でやってみないとわからないことだらけですねえ。
そのうち、卵白泡立ててメレンゲとか作り出したら、「ああ、新しい趣味はお菓子作りですね」の
事態になったとご理解くださいませ。もうすでに、ハマッている気もしないではありませんが。

最近買い足したのは、軽量用の秤とシリコンの軽量カップです。両方、使えます。形から入るタイプです。押忍!

 

 

 

 

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