我が家のニューアイドル、おしりのジジちゃんは、甘え方がわからずに、
ケージの中で8の字ウォークをするようなコでしたが、わずか一週間で、
人間の心をワシ掴みにするワザを取得したようです。
膝に乗る、抱かれる。
旦那がジジを抱えて、ゴロゴロしているのを見て、
「いーなー」を言うだけの私。私にはのばしてもらった締切があるからです。
この家の人間はチョロい。
そうジジが思っているかどうかはわかりませんが、そうなってくると、
面白くないのは、先住猫でございます。
先住もかなり、ジジのことは気に入っている様子ですが、
僕ちゃん>新入りが当然って思っていますので、旦那が「ジジ、ジジ」というのが
不愉快極まりないのですよ。
空気を読む占い師・章月は、
「あ、世界で一番優しい猫!黒猫の兄ちゃん! いずれ帝王になるお方」と
いろいろヨイショしながら、おしりのジジちゃん<黒猫さんというポーズを
徹底しています。ふう、猫に気を遣うわあ。
ここ一週間でわかったことは、こちら。
・猫のキャラで、家のムードは変わる
・断尾したコは、ジャンプ力がない。
・先住猫のプライドは、新入りを受け入れた後にこそ、守るべき
引きこもりだったグルさまよりも、「生きているって楽しー」のジジちゃんのほうが
ラクですよ。ラク。
つまり、グルさまをうちに連れて来てはいけなかったって話にまたなってくるんだけど、
でもなあ、この寒さを考えると、暖かいって、大事だと思うんですよね。
こればっかは、いくら考えても仕方がなくて、
「あと数カ月あったら、グルさまもジジみたいにリラックスできたかもしれないよねえ」って
ところで、想像のつばさをたたむことにいたしましょう。
断尾したジジちゃん、60センチはキツみたいですね。
40センチくらい、つまり、体を伸ばしてムリなく手が届くところには、ピョコタンできます。
でも、コタツの上には登れません。なるほどねー。
「乗りたい!」って気持ちで、コタツの上あがれるといいねって思います。
グルさまの祭壇は、カリカリだけではなく、水も減るようになりました。
グルさまが元気になって飲み食いしているような気がして、嬉しいです。