昨日は、打ち合わせが一件、仕事がらみの飲み会が一件、
空き時間が4時間半という、どうするの?コレでした。
しかし、別件のお仕事の直しの確認が入って、バタバタ。
移動したついでに、歌舞伎座で一幕見をのぞきました。
演目は、「傾城反魂香」。
話の内容も知らずに、飛び込み、途中までは、鬱展開で、
「うーむ」でした。が、後半、奇跡が起こって、いや、物語の最初も
奇跡なんですけれどね。
名字帯刀を許され、ウキウキ帰りました。ウキウキ。
この前の国立から「米吉さん、かわいい」とにわかファンなのですが、
見なかった幕にご出演されていると気づき、「また行くか? どうしようか」で
ちょいとせめぎあいです。
夜、お目にかかったイラストレーターのまつもとめいこさんが歌舞伎関連のお仕事をしたことがあるそうで、いろいろ教えていただきました。
「きょう、何がかかっていたんですか?」
「んとね、タイトル、忘れた。奇跡が起こって、名字帯刀を許されてウキウキ」
「ああ、傾城反魂香ですね」
おお、すごい!
袴もらっちゃったダンスとか、細かくかわいかったです。
健気な妻もよいですね。切ないったら。
ちょっと気分が変わるから、歌舞伎たまに見るとよいですよー。
昨日は、ぼんやりしていて、うっかり大向こうの人の並びに座ってしまって、
「うわー、玄人のエリアにきちゃった、やばい」と思っていたのですが、
後から外国人のファミリーもやってきて、なんだか紛れました。
外国人の子供たちがすっかり飽きていて、「まあ、無理もないわいなあ」と思っていたのですが、
ふと見たら、エア三味線をやっていて、めっちゃうまいんですよ。びっくりしましたぞ。
「播磨屋」とか声がかかると、子供たちがびくっとするのも面白かったです。