そういうことって、あると思うのです。
目下のブームは、表参道。
6月30日に打ち合わせ。
7月2日にApple store
7月8日に首藤さんでスパイラルホール
7月11日にランチ会。
なんだ、コレ???
たまにあるんですよ。繰り返し、繰り返し、呼ばれる場所。集中していくハメになり、
ふと気づくと、縁が変わっている……。面白いですね。
観世能楽堂が銀座に移ったので、銀座に出る機会も増えました。
正直、昨日のスパイラルホールも、能楽堂も、冷房が効きすぎていて、
終わった後に、調子がおかしくなります。
てっきり、着物のお客様が多いから、そこに合わせての冷え冷えなのかしら?と思っていたのですが、
昨日気づきました。出演者に合わせているのかもしれませんね。
昨日は、適当に取ったチケットが最前列でびっくりしました。
フラットな床を区切った世界なので、すぐそこに出演者です。
昨日も書いたのですが、バイトに見えちゃうと、成立しない、あるいは、安っぽくなると思うんですよね。
バイトとプロフェッショナル、全然違うでしょ?
全体に、非常に楽しそうだったけれど、おもてなしのプロ意識が成立していれば、
休憩時間の和気藹々もさらに引き立ちますから。
おそらく、大半の方に経験がないのでしょうね。
一流ホテルの空気感、ピシッと出せているのは、お二人だけでしたから。でも、意識すれば、
絶対に取得できるはず。あれだけ動けるなら。
意外に、このプロ意識が大事な核になって、でも、それに気づく人が、誰一人いないんだなあというのが
私の感想です。楽しい、面白い、イイネな稽古場なのでしょうね。それも、幸せだけどね。
この前の能楽講座で、能管の唱歌(しょうが)の不思議さ、面白さにアテられて、
アレを謡えるようになりたいと思っています。
能管を吹く、ではないあたり、ちょっと面白いのですが。
口伝えで、今に残っているもの。
伝統に裏打ちされて、それを磨き、伝える人々。
私は、キリキリとした世界を持っていたいです。
自分の中にも、そういう緊張感、向上心を持って、キリキリ生きていきたいです。
まだ、全然足らないし、まったく出来ていませんけれどね。