「雅」

「雅」という名の双眼鏡を買いました。

なかなかないんですよ。フラットになるオペラグラス。

MINORUTA【UC 8×18】を愛用していましたが、ピントが合わなくなり、さすがにもうメーカー保証外でしょう。1995年グッドデザイン賞。本当にスマートなデザインで視界もよく、大好きでした。

代用でよくあるボディが丸い双眼鏡を使っても、バックの中でかさばるので、なんだかんだで、使わなくなりまして。やっと出会えました。雅、ボディがプラなのが、興ざめなんですが、でも、これなら持ち運べます。

雅

 

 

 

 

 

 

わあい、久しぶりに気に入ったやつ、買えました。アートスコープで代用せずに済みます。アートスコープは6倍を買ったのですが、私には倍率が弱く……。感覚的に8倍に慣れているせいかもしれません。雅もアイレリーフ装備、見やすかったです。

あ! そうか!

ミノルタ、双眼鏡部門をケンコーに売却したから、これは、後継機種なんですね! 超正統でした! 私の好み、ブレません(笑)。

単眼鏡も、超高級ライン、いいですね。かさばるけど、めちゃクリア。4万台のが、欲しくなりましたが、さすがに我慢!

双眼鏡を買う前に見たのは、芦田愛菜ちゃんと恐竜。

世界一受けたい授業

 

 

 

 

 

 

横浜アリーナ『世界一受けたい授業』です。

んーと、微妙。これ、最前列や通路側じゃないと楽しめない気がします。また、脚本がちょっとどうかしていて。

みんな、見たいのは恐竜なわけですが、助走が長すぎで、出番少な過ぎ。質感、動きはよいのですが、スケール感が期待外れです。

ショーアップも、芦田愛菜ちゃんに寄りかかりすぎで、また、芦田愛菜ちゃんも、これが初舞台、んな引き出しはないわけ。

たぶん、恐竜、そんなに長く稼働出来ないし、キャストの稽古時間もたいして取れないんでしょうが、本気出せば、同じ条件でも、もうすこし内容ある仕掛けにできるはず。とってつけたように出した悪者をちゃんと使うとか、タイムスリップのタブーをうまく生かすとか。私の好みじゃないけど、劇団新感線にやらせてみなさいよ、格段にショーアップしたものにしてくれるはずですよ。ちびっこに見せるショーだからこそ、恐竜のTシャツ着たコや恐竜のソフビを持ってきたコたちの期待に応えようよ! 大人は、本気を出さないとダメですよ!

技術的な問題なのでしょうが、恐竜のサイズがみんな似ていて、わくわくが削がれるわけ。ラスボスが、ラスボスにならない。大人の事情はわかるんだけど。昔のユネスコ村みたいなハリボテもうまく使って、もっと立体化するといいですよね。ま、全国回るし、無理は言えないけど。

我が家の恐竜好きも不完全燃焼な顔をしています。仕方ないから映画館にも連れていきます。

余談ですが、昔、ある方から「横浜アリーナまで、全力疾走でライブに間に合わせた話」をうかがいましたが、今回、それが、神業に近かったと思い知りました。走れない、あんな距離! 改めて、お疲れ様でした。

お土地柄、ベタなものも。お腹いっぱいになりました。ラー博

ラー博

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