ムンク展

会期二日目、しかし、日曜日です。

スペイン国立バレエ団の前にするか、後にするか、迷い、後にしました。が、混んでるんですよ!

精養軒で時間調整し、16:20に入りましたが、まだダメ。さらっと流し、17:00近くにまた一階から見たら、なんとかまともに見れました。

若いね、お客様が。みんな、《叫び》で、来てますね。

いつだったか、川村美術館だった気がするんだけど(大間違い!)、ゆっくり見たときは、大変胸に響いたムンクも、わさわさ煽られると、稚拙な印象になり、「見た」だけ案件となりました。

陰鬱な作風だけに、《太陽》が、ぐっときましたが、対比でパッと目につくだけ、とグッズは、耐えました。実際、同じ光ならば、ターナーあたりの光が好みだし、死せる子みたいな絵のポストカード、昔買ったけど、使いどころがなくて持て余しているし、最近、締まり屋でございます。

あ、でも、この前の藤田嗣治さんの絵小皿は、ヘビロテで、毎日使ってます。お皿が安い感じなのがいいんだよね、ぽってりしているから、シャケの残りのせて、ラップして冷蔵庫へ、みたいな使い方が出来ます。毎日の食卓に、レオナール・フジタ、よくない?

ムンクは、ポケモンコラボ、カラムーチョコラボと、なかなかかわいかったんですが、ぐっと堪えました。いらない、いらない。ピンズ、ポケモンガチャ、品切れになっていて、知らない若者が「2日目だよね?」と驚いてました。

たぶん、怖い絵展と客層が一緒ね。叫ぶピカチュウのぬいぐるみは、たいそうかわいかったのですが、買ってどうする?で止まりました。

ムンク展でウケたのは、《クピトとプシュケー》で、あんな病んだクピトがいるかね?で、一人でクスクスしてました。やだ、あんな、クピトとプシュケー。

かくして、今秋、三大目玉のフェルメール、ルーベンス、ムンクと回りました。混まなければ、また感想は別かもですが、うーん、来年のクリムト、ハクスプルグに期待、みたいな。ビッグネームだけど、あまり残らなかったです。フェルメールは、ぼりすぎな気がしますしね、大阪、適正価格ですが、東京はなに?だし。ルーベンスは、変なのしか、記憶に残ってないです(笑)。参考出展だろう、刺さしてる少年の像とか、ラストのパンとか、三つの乳房とか。異形の神々。ムンクは、禍々しいクピトにプシュケー、アンテナがおかしいのかも?

上野、しばらくいいや。人に酔い、疲れました。

が、駅ナカに、お気に入りのお店を見つけたのと、高いけど、上野精養軒のゆったり感は、素晴らしいですね。あと、東京文化会館の穴場のトイレも、盗み聞きでキャッチしました。本当に空いていて、びっくりしました。休憩時間、同じテーブルに後から来た人が、連れに話していたのを漏れ聞いたのです。

文句言ってるわりには、満喫してるし、実りも多いですね。あはは。スペイン国立バレエ団は、Aプロ、フランシスコ・ベラスコ氏が、もう一度見たいです。あれが、一番響きました。ボレロは諦めたけど、メディアまた見たいなー。ま、段取り覚えているくらい見てるから、新作でいっか!? 当面、女性メインなさそうだしねー。いつかスペインで見てみたいです。

追記 2018.10.30

ムンク展、大間違いでした。西洋美術館2007年でしたよ。

ムンク展

2007年は、図録まで買ってました! すげーな、私!

太陽の秀作も来てたみたい。

川村美術館イメージは、なんだろー? なんかリトグラフとかみたのかな??

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