ずっと見たくて、しかし、今月は本当に時間がなくて、なんとか見たのですが、
やっぱり易の授業に遅刻しました。
いろいろ無理がありますね。
さて、テーマとか、ムードが、『燃ゆる女の肖像』に酷似しております。
見る前からその気配はあって、だから見たかったのですが。
ケイト・ウィンスレットがいい。ふてぶてしく、傷つきやすい中年女をよくやっております。タイタニックのローズが熟女になるんだもん、そりゃ、年を取りますよね。
シアーシャ・ローナンも、鬱から天真爛漫への転換が見事。
いい女優さんたちを贅沢に配して、ぎょっとするほどエロいわけですよ。
ガラガラのシャンテシネでも、「えっと、どこで生唾を飲み込めばいいんだ?」を考えさせらるレベルですよ。私が男性なら、迷わず巻き戻し、再生リピートですね。あ、女性でもいいのか。そういう設定だった!
体当たり過ぎるだろう、何もそこまで……。
ですよ。
悪くない作品ですが、残るのは、濡れ場ばかり。
ちょいとバランスがおかしい。
ラストの切り方は、「そこかー」で、ちょっと感心しました。
あとから、実話ベース(メアリーが実在は知っていた)と知り、
「へえええ」でした。
もういいよ、「ぎょっとするほど、エロい」で見て。
そういう作り方、売り方しているんだもん。
しかし、二人ともそこまでやるお立場じゃないだろうって思うから、
なんでこの仕上がりなのかなー?は残りますね。だって、ついこの間、
若草物語でジョーだったよね??? だよね?
『燃ゆる女の肖像』がなければ、もっと評価が高いでしょう。
陰鬱な海、3人の女、結婚に吸収されていく女性同士の恋。
いいシーン、詩的な表現がたくさんあるのに、シアーシャ・ローナンのオーガズム、ケイト・ウィンスレットのヌードのイメージしか浮かばんって、ダメじゃん?(これでそそられるなら、それもまたよし。そういう作り方してますよ)
2021年映画1.約束のネバーランド2.ジョゼと虎と魚たち3.ルーブル美術館の夜―ダ・ヴィンチ没後500年4.100日間のシンプルライフ5.さんかく窓の外は夜6.天国に違いない7.名も無き世界のエンドロール8.アート・オン・スクリーン/天才画家ダ・ヴィンチのすべて9.アート・オン・スクリーン/ピカソがピカソになるまで10.劇場版「名探偵コナン 緋色の弾丸」11.マーメイド・イン・パリ12.聖なる犯罪者13.天外者14.ライアー×ライアー15.ファーストラブ16.すばらしき世界17.あの頃。18.MISS ミス・フランスになりたい!19.あの子は貴族20.ラーヤと龍の王国 21.太陽は動かない22.花束みたいな恋をした23.ターコイズの空の下で24.ステージ・マザー25.藁にもすがる獣たち26.ヤクザと家族 The Family27.野球少女28.シティーコップ 余命30日?!のヒーロー29.ブレイブ-群青戦記-30.すくってごらん31.シン・エヴァンゲリオン劇場版32.ベイビーティース33.水を抱く女34.SLEEP マックス・リヒターからの招待状35.ノマドランド36.まともじゃないのは君も一緒37.ドリームランド38.アンモナイトの目覚め