昨日、鍼に行き、思いがけない再会をしました。
出会った時に20代だった人が、30代になっていて。
若い!
自分が20代だったときに、40代のおばさまとなかよくなって、
ずっとかわいがっていただいて。
そうか、あのころ、こんな気持ちだったのかと、思ったりします。
同じころ、一回り上の女性とも同居をしていて。
彼女とは、たまに会いたくなるけれど、今はどこでどうされているのか、
さっぱりわかりません。
18歳の時の戯曲科のつながりは、優しい家族のようで。
私の人間性構築に一役買っているのですが。
20、30代って、時間が無限にあるように感じて。
今じゃなくていい、これじゃなくてもいいって思っちゃうんだけど、
結構、あっという間に50代になります。
出会ったころのおばさまの年齢はとうに越し、
彼女は亡くなってしまったので、私はいつか彼女を追いこすのでしょう。
同世代の編集さんが年齢の話をよくするんですが、
「そうか、そうか、こういう気持ちと毎日向き合っているのか」とやっとわかり、お勤めの方は大変ですね。
いつだったか、広告代理店の若い女性から
「章月さんみたいな大人もいるなんてと思いました」と言っていただき、
その時は、いまひとつ意味がわからなかったけれど、
きっとリアル社会で戦う大人たちは、もっと自分を作っているのでしょうね。
亡くなった恩人のことを、亡くなった知り合いが(どんだけ、死者の国?)
「君の前では、彼は鎧を脱いでいるね」って話していて、
当時24とか、25の私は意味がさっぱりわからず。
でも、まあ、全部、つながっている話なのでしょう。
若さは、無自覚だからいいんだろうな。
話が変わって、Twitterで流れてきた「夢に引導を渡す」って話、
あれ、自分なりにずっと考えて(正味3日くらいですが)、
私は、夢に引導なんて渡さんぞ!と思いました。
世間に通用するものを書く。物語として。
そこ、諦めたら、私が私じゃなくなるでしょう。
ただ、現実問題は、もうくたくたのへろへろで。
とりあえず、あと2つ、カレンダーの原稿と年運をもう一本、レギュラーの波をかいくぐりながら、やりますよっと。
「誰かに手伝ってもらえばいいよ」って貴重なアドバイスをいただくのですが、
占いを書くって仕事は、魂を削る作業なんですよね。
だから、やる以上、ちゃんとペイする人になって欲しいのです。
1文字1円にもならない世界で、占いを書いてはいけないって思うんですよ。
私もゴーストからのスタートですが、昨今の安叩きはありえないと思っています。
同時に、一人前になるまでには、時間もかかります。
向き不向きもある、絶対にある!
鑑定が得意、占術に詳しいからって、書けるかっていったら、そうじゃない。
また、一般的な文章がかけて、お仕事がライターさんだとしても、
占いを書けるかっていうのは、また別の問題で、訓練がいるでしょう。
一般の方よりは、呑み込みは早いと思うけれど、
普通に取材記事を書いている方が、ギャラはいいかもしれません。
占いライター講座で、書けるようになって、
その後、お仕事につながればいいんだけど、私は、このお仕事斡旋の部分で、
保証がしきれないって思って二の足を踏んでしまうんですよねー。
まあ、いいや、答えは出ないわ。
コロナが収まって、どこかにスペースを借りて、
そこで、ライター講座とか定期的にやれるようになったらいいかもしれないなってたまに思います。そしたら、いらしてくださいね。ご興味のある方。
そこまでは、もうちょい現状のまま、頑張るか。おー。