土曜日は、ものすごく久しぶりの京都へ。
立春の日に再会した笙の友人が、亡くなった田島先生のご縁の場で、
今年も吹くと言うので、「行きますね」って約束をして。
仲良くさせていただいているクライアントをお2人巻き込み、現地で集合。
お一人は、京都の会社、もうお一人は、ご実家が関西圏です。
ゆるいお誘いですが、なぜか実現しました。
お茶のコミケみたいなもので、お茶の共通語を持たない初心者には、
なかなかハードルが高いのです。茶席を予約しておいてよかった!
結構大変でしたけれどね、予約開始日にスタンバイして、「取れた!」みたいな感じで。
13:40からの茶席、
14:30からの茶席をそれぞれ予約し、
その後、15:30からの演奏を少し聞いて帰ってきました。
2席目からの茶席で、少しお茶に酔ったのでしょう。
フラフラ、ふわふわになりました。
3人で「海水浴の後みたい」と言いながら、帰ってきました。
今回はゆるいプランで、少し早めに京都入りをして、
バス移動を考えたのですが、「歩くか」と思い付き、
京都伊勢丹で、まず、日傘を購入(名前は京都ちゃんに)、
そのまま、七条大橋までゆるゆる、鴨川沿いに北上して、
毎年、といっても、ここ2年ですが、日本橋三越で楽しみにしている
くず切りを本店で食べて、美味しかったお礼を八坂神社さまにして、
バスに乗って、京大正門前へ。
吉田神社の門前のてんぷら屋さんが行列で、よし、今度行こうと
思いました。
行きたかった鍵善良房さんのくず切り、
一善やさんの干し柿と胡桃と無花果のミルフィーユを買って、
ほくほく帰りました。それぞれ、本店に行けたのがよかったです。
笙の音色は優しく、懐かしく、
ただ、田島先生の音ではない、いや、当たり前なのですが。
でも、ああ、お喜びですねと感じて帰ってきました。
面白いのは、演奏を聞きに行ったはずなのに、
途中で満足してしまって、終わりまで聞かなかったこと。
不思議。
たぶん、吉田神社の大茶会は、第3、4回と行っているはず。
3回の時の惹句が「私をお飲みなさい」で、
岩茶房で見せていただいて。
つい、「アリスですね」って言ったら、佐能さんに
「え、なに?」って食い気味に怒られたので、
よく覚えています。
でも、アリスですよね???
今年は13回目。盛大です。
吉田神社は、まるで違う場所のように感じました。
面白いなあ、すごく変な感じ。
ご一緒したクライアントさんお二人(それぞれ、初対面)も、
楽しんでくださって、「来年もいきましょう」となりました。
ゆるっと行けたらいいですね。
来年は、旦那に休みをしっかり取ってもらい、
始発の貴船スタートで行きたいです。貴船、行きたい。