2024映画21「お隣さんはヒトラー?」

大田区の花火大会、どうしようかずっと悩んでいて。
いつも一緒に行く友達が今年は都合がつかず、誰かを誘うと来年以降がちょっと面倒くさい気がし、いっそ、一人で行くべきかとか、まあいろいろ考えて、とりあえず、台風対策で、日本橋のモンステラを部屋の中に入れるために東京に向かいました。

12:17に任務完了。TOHOシネマズ、時間が合わない。
シネスイッチで12:30スタートで「お隣さんはヒトラー?」がかかると気づいて。とりあえず、銀座線に乗ってから考えることにして三越前駅へ、ホームについたら、ちょうど入電しました。おや、これ、間に合うのでは? イケるぞ?

12:29に銀座駅に到着。予告の途中で滑り込めました。くすぐりみたいなのもあるけれど、底辺に散らされたものが重くて、考えさせられます。
お隣さんの正体とか、貧富の差とか、理想の着地はどこだったのか、これも心に残りそう。黒い薔薇をどうやって海外に持ち出したのか、疑惑へののめり込み方、奪われた人生。

映画100本チャレンジの序盤に観た「天国に違いない」を連想しました。
「墓泥棒と失われた女神」も観たかったのですが、すっかり冷えてしまい、
体力もないと判断して、花火ごと諦めました。大田区は無事に開催、やっぱり、行きたかったな。でも、諦めも大事ですね。「行かない」が出来るようになった気がします。

本作品で、2018年の終わりからチャレンジしている映画、通算530本なのですが、見ても忘れてしまうものが多い中、”レモンの木”で思い出せる「天国に違いない」って案外すごいですね。「墓泥棒と失われた女神」は、「幸福なラザロ」と同じ監督らしいのですが、これ、見る時に、打ち合わせすっぽかしたっぽいですね。クライアントどちらだったんだろう? その節はご迷惑をおかけしました。

2019年に母主導で墓仕舞いが終わって(「幸福なラザロ」の前の記事にあったのです)。
2024年には、認知症が悪化し、墓を移した先で「墓がある」と言い張る事態に。
76歳の母はまだしっかりしていたと気づきます。

この前、驚異の接点のライターさんによって父が死んだのが2014年とわかったのですが、私の10年と母の10年、全然違ったのでしょうね。

来年は80回目の終戦記念日、大田区花火行けたらいいなと思います。

1.オッペンハイマー2.PERFECT DAYS3.プリシラ4.ソウルフルワールド5.マリウポリの20日間6.関心領域7.NTLワーニャ8.バティモン5 望まれざる者9.ドライブアウェイ・ドールズ10.マッドマックス:フュリオサ11.プリンス ビューティフル・ストレンジ12.恋するプリテンダー13.違国日記14.ブルー 君は大丈夫15.帰ってきた あぶない刑事16.あんのこと 17.オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター版18.ルックバック19.劇場版モノノ怪 唐傘20.ボレロ 永遠の旋律21.お隣さんはヒトラー?

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2024年8月15日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃