第635回三越落語会

第635回三越落語会へ

いや、落語、全然ご縁がなくて。
寄席に行く人に「気楽にいけばいいんだよ」って言われても、
どんな風に気楽に???みたいになって、初めて落語会を体験したと思います。

しかし、このチケット、本当に失敗をして。

きょうは、地元で歯医者さんの定期検診、喘息の定期健診だったんですよ。
病院のハシゴだけでもクタクタなのに、「なんで今書いているの?」の締め切りも一本抱えて、朝からキレまくっていました
(猫に、ね。「ごめん、今日は遊べない!!!」)

でも、何とか間に合って、めでたし、めでたしです。ふう。
「薬違い」雷門小助六
「時そば」瀧川鯉橋
「猫の災難」柳家権太楼
「笠碁」柳家三三
「子猿七之助」古今亭志ん輔

三越劇場に辿り着くだけでくたくたで。
でも、落語を聞いているうちに、ダメな大人っていっぱいいるなあって
のんきな気持ちになって、結構スッキリしました。

今日の中では、私は、「子猿七之助」が好きだったかも。
知らないおじさんが「寝そうになった」、お姉さんが「講談?」って言っていたから、お客様が求めている物とは少し違うのかもだけど。
なんだろうなあ、真っ暗な大川の流れ、粋な芸者さんと船頭のやり取りが脳内で歌舞伎みたいになって面白かったです。枕で「三越さんのリクエスト、コンセプトのある劇場」みたいな説明もあったからなあ。きっと、落語家さんも「コレ?」なんでしょうね。

この前のスペイン国立バレエ団のバックステージツアー(なぜか当たった)、
ああ、東京文化会館を愛して、守ってきた人たちがいらっしゃるんだなあとしみじみしたのですが、今日も、劇場愛を感じてよかったです。

ここ2週間くらいぶっとんでいて、今週末のオンラインセミナーもあるため、
まったく余裕がないので、ざっくりもう一本にまとめますね!

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2024年11月27日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃