無謀な野望を持って、名古屋弾丸ツアーを敢行しました。
きっかけは、愛知県立美術館のパウル・クレー展と
名古屋市立美術館のジャン=ミッシェル・フォロン展の
会期が重なっていたこと。
パウル・クレーは、なぜか東京に来なくて、
ジャン=ミッシェル・フォロンは、ステーションギャラリーで
やっていたけれど、気づかなかったのです。
「行こうと思えば、往復6時間、プラス3時間かあ」で、
1月からずっと「行きたいけれどなあ」していて、
とうとうブチ切れたというわけ。
新幹線の中で、ヤマザキマザック美術館の存在に気づき、
「ロココとアールヌーボーか、行ってもいいかも」で
行ったら、よかったです。ただ、オリガミアートは、
別の機会に観たかった気もしますね。なんか蛇が這っているように見えてしまって。もっとアールヌーボーに浸りたかったし、
ルイス・C・ティファニー美術館っぽさを懐かしみたかったです。
パウル・クレーは、20年くらい前に川村美術館でみたやつのほうが
グッときました。
おそらく、天使シリーズがなかったせいでしょう。
フォロンは、色遣いがかわいくてよかった。
でも、クレーもフォロンも、戦争の気配が濃厚に現われていて、
学芸員さんの腕の見せ所なのかもって思ったりしました。
ついでに、エドワード・ゴーリー展も。
うろんな客くらいしか知らないけれど、ホラーでハイセンス、
タロットカード「不安の箱」を買いました。
で、ひつまぶしを食べて帰ろうと思ったのですが、
新幹線が止まっていましてね。
ちょうど、「動きました」のタイミング。
これは、また止まるかもしないので、映画を見ました。続く。