今日は、11時にピラティスを入れていて、その前に4月第2週月曜日で、母の限度額の申請ができると気づいて、朝9時から電車を乗り継いで区役所へ。
特養に電話をして、「申請しました」の報告をし、母の様子を聞いたら、
適応の途中らしい。「面会しても大丈夫そうですか?」と聞いたら、「もうご兄弟がいらしてますよ」と来たもんだ。一ヶ月くらいは慣らすんだよ。愛情の使い方が間違っている! かえってかわいそうなことになるだろう。バカじゃないのか。と荒れまくり、もうやっちゃったものは仕方ないから諦めました。
コストコでダウングレードをかけ、さくらをちょっと見て、一回帰宅、再度出かけてみました。映画館へ。
さて、爆死シリーズ、第二弾「白雪姫」
どんだけダメなのかを見た方がいいと思い、行きました。
ポリコレ対策で狂いまくっているディズニーの磁場、100周年記念の白雪姫で大コケをするとは!
えっとですね。
雪のように白い肌が、ラテン系の濃さでも、
お顔のムードでうまく違和感なく仕上げています。
「白雪姫の心がキレイ」は無理があり過ぎて、もうやらないほうがいいよ……ってところでしたが。
最初の20分くらいは、すごくいいですよ。
「口笛吹いて働こう」くらいまで。
「お前は働かないんかい?」というつっこみがXであって、本当に働いてなくて笑ってしまいましたが。これも、配慮かも。でも、その前にお城でお掃除していましたから、お掃除は出来るのだと思います。白雪姫。
まあ、いろいろ、無理があるわけですよ。
魔法の鏡が「心のキレイさまでジャッジする」ならば、お父様をアレした段階でもうダメじゃん、お后様。
小人たちが部屋を掃除した後から、完全にパラレルワールドに行ってしまうため、「こういうの、他の話でやってくれないかな?」をぼんやり見ながら、
お后様のターンになると、王道のストーリーに戻っていくというよくわからないことが起こります。なんで主人公の設定がブレブレで、悪役が王道なんだろう?
ガラスの棺も、王子様もいない。
「王子様と結婚して幸せに暮らしました」が出来ない白雪姫、もうニーズないじゃん?
「願っているだけじゃなくて、行動に起こせ」とか、
「願っているだけじゃなくて、なりたい自分になる」みたいなのは、
海王星おひつじ座時代っぽくて、よいと思うのですが、興行成績爆死、
ディズニー100周年記念作品のはずが、公開3週間で打ち切り、制作費さえ回収できないかも?みたいな仕上がりも、海王星おひつじ座時代かもしれませんね。
まあ、私にとってディズニーは、
泡になって消えない人魚姫、アリエルの段階でないわけ。
実写『アラジン』で、ジャスミンが「ファラオになりたい」と高らかに歌い出した時に、のけぞったし、『シュガーラッシュ』で王子様なんていらないムーブメントを起こしているファンミ待機中の大部屋のプリンセスたちが「あの子は、スタジオが違うから」みたいな蔑視をナチュラルにぶっこんでくるとか、だいぶトチ狂っていますからね。
家族なのに、全員が違う人種に見えるとか、飼い犬が三本脚だとか、もういいかげんにしろよ!!!ですよ。
なので、パラレルワールドの白雪姫なんて、全然許容範囲。
一番悲しかったのは、『リトルマーメイド』ですよ。やっぱり。あれ、泡になって消えるからいいんじゃん。実写版見てないし、興味も湧かん。
王子様いらないなら、もうプリンセスもいらねえんじゃねえの?
ヴィランの国でいいのかもよ? もはや。夢も希望もねえな。
大昔、友達がディズニーと仕事をしたときに、二言目には「ウォルトはそれを希望しません」と言われて驚いたと言っていたけれど、今の方向性、「ウォルトは、それを望んでいるのですか?」ですよね。まあ、時代の流れでどうしようもなく、首脳陣が批判を恐れて、よくわからない方向に進んじゃって。
でも、戻ったところで、最初に想定したクレームはくるわけで。
バッカみたいな時代ですね。ホント。あ、ラプンツェルと実写シンデレラは好きですよー。あと、本当にウィックド・クイーン(という名なのね)のお后様は素敵でした。彼女に仕えて、階段下で踊りたいわ。
映画4本、能楽2本、狂言1本、演劇1本見て、やっと自分が戻ってきました。薄っぺらかったな、ずっと。
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