姑の法事と舅のこと

姑の法事へ。
行くまで気が重くて。
何もしてないから。

でも、まあ、行ってよかったです。

精進落としで少し、義妹と話したけれど。
「デイサービスに行かない日に、少し行こうか?」と聞いたら、
「家に置いておけないから、鴨川に連れていって、そこで見てくれたら助かるかも」と言われました。

ちょっと待って。
もう住んでないですよね。鴨川。

「鴨川に連れていくのも大変だけどね」と姪が口を挟みます。
だよね。

それに、鴨川って、本当に何もなくて。
免許がないと何もできないわけ。

聞きながら、手伝いようがないんだなとわかってしまって。
交通手段もない陸の孤島で、勝手もわからないところで舅と一日過ごす?

舅が義妹の家にいるから、そこで留守番を兼ねて、半日見守るみたいな形かなって思ったけれど、それを実母で半年、週イチでやって、私はくたくたになったのですよね。母の家だって、居場所なんてなかった。

私ならばきっと、施設に預けてしまうけれど、今回、姑の葬儀以来、3ヶ月ぶりに会って、舅はかなり元気になっていて、それは、義妹の献身の成果で、なるほど、こういう形もあるのかと感心しました。

自力で立ち上がることも出来なかった人が、数歩は歩けるようなっていて、
そこまで支えた義妹を本当に立派だと思うし、彼女を支えたい気持ちはあるんだけど。結局何も出来ないだろうとわかってしまった。

難しい。本当に。
どんな形ならサポートが出来るのか。

そうそう、舅と義妹の旦那の卒塔婆だけあって。
なるほどねって思いました。うちの旦那、本当にダメだな。でも、まあいいや、仕方がない。

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2025年7月6日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃