2025映画36『韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」』

昨日に引き続き、韓国カルチャーへ。
韓国版のエリザベート、面白かったです。

細かい演出の違い、「息子は自由と叫んだだけ」のあたりの黒天使、
ミルクのバリエーション、ルドルフ母との最期の別れのシーン、マジックミラーの演出などが、すごくよかったです。

カーテンコール「フランツ・ヨーゼフ、ルキーニ、トート、エリザベート」の順で、なるほど、そういう順列なのかもありました。
まあ、宝塚版での工夫、いっぱいあったのでしょうね。

そして、お花様スタートの私としては、
(正確には、『ロストエンジェル』の麻乃かよさんって話なんだろうけど)、
シシィの「自由を」が全然わかっていなかったとやっと気づけました。
花總まりさんは、気品があるんですよね。生まれながらの王族っぽさがあって、
「馬に乗るのが好き」みたいなのが、いまひとつ入ってこない。

でも、白城あやかさんの時もわかんなかったから、これは、宝塚の娘役がやる以上、わからない部分なのかもしれませんね。

いや、強い強い。
ゾフィーが出てくると、韓国の宮廷が重なって見えてきます。
きっと、日本版を外国の人が見ると、「わお、ジャパニーズ」になるのでしょうね。面白い。

7分のミニ休憩つき。隣の知らない人と少し話したけれど、
「ズンちゃんを見て、今は、韓国ドラマにハマって言葉がわかる」っておっしゃっていました。
そうかー、私がタラちゃん黒天使見ていたのって、宙組1998年版ってこと?
もう時系列がよくわからん。
「宝塚版はいつの?」と聞かれて、「ああ、イチロさんあたりです」と雑に応えておきました。

不思議なのは、終わった途端、この奥様に無視されたこと。
えええ? 「また」「どうも」とかなんかないわけ?
まあいいや、フリル系の方だったし、話もきっと合わないですね。
初演見てますマウントになっちゃたのかな?
いや、でも、20、30年すっ飛んでいて、最近もなんか見たけど、誰がトートなのか、もはやわからないし、「エリザベッツ」みたいな発音がもう生理的に受け付けなくて。本国から「ト」じゃないよみたいなのがあったに違いないんだけど。
韓国版は違和感なかったなあ。不思議。

面白かったです。

2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN8.アンジーのBARで逢いましょう9.教皇選挙10.BETTER MAN/ベター・マン11.白雪姫12.アマチュア13. ウィキッド ふたりの魔女14.シンシン SI・NG SING15.マインクラフト/ザ・ムービー16.未完成の映画17.パリピ孔明 THE MOVIE18.アンジェントルメン 19.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界20.サブスタンス21.IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー22.たべっ子どうぶつ THE MOVIE 23.か「」く「」し「」ご「」と「24.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング25.ビョーク コーニュコピア26.マリリン・モンロー 私の愛しかた27.来し方 行く末28.ぶぶ漬けどうどす29.リロ&スティッチ 30.ババンババンバンバンパイア31.F132.国宝33.生きがい IKIGAI/能登の声 34.メガロポリス35.TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR36.韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」

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2025年7月17日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃