Xで流れてきて、「話題なのかな?」で見にいったのですが、
武蔵野館の客の入り方を見てみると、たぶん、そうじゃない。
仕掛けた人がうまいだけ。
見たくて見に来たではなく、「なんか流れてきたから、行ってみるか」系なんじゃないかな?
絶賛のコメントだけが目につく。映画の紹介サイトでは、否定的な感想がちょっとだけ。
ちょっと演劇っぽい仕上がりです。
持論ですが、演劇と映画でやれることは違って。言葉の選び方なんかも変えた方がいいと思っているわけ。映画はよりリアルに。演劇はちょっと象徴的に。が、落ち着きます。
宮下公園が、宮下パークへ。この変貌を借景に壊れた家族の絆について描くのですが、まあ、主人公である弟くんがちょっと救われたっぽいから、それでいいのかもしれない。
演劇的なセリフが、私の中ではちょっと気持ち悪い。これは好みでしょう。
でも、舞台から生まれた『夏の砂の上』は、何も問題なかったなあ、そういえば。
割り切った姉に対して、居場所がない弟の感じは、まあわかる。高圧的で仕事を優先してしまった父も、家族の絆を諦めた母の配置もわかるけど、そこで終わりで。ピラティスでの出会いが、たいして生きてない気もしますね。
それに、なんでクレーム入れた?も、そもそも、わかんない。
理由を考えたら、「そういうこともあるよね」で、普通は納めないだろうか?
そのあたりの構成が全然入ってこない。
どなたかが書いていらしたけれど、ヒュートラ渋谷でかかったら、タイムリーでよかったかも。でも、ヒュートラは、本作、買わなかったってこと。
いや、東急が手を上げたから、遠慮した、なのかな?
そのあたりの配給の塩梅のほうが気になる(だいぶすれた客に)。
あ、あと、次があって、渋谷よりも新宿の方が時間が合うので、めっちゃ久しぶりに武蔵野館に行ったのです(もう場所も曖昧になっていた!)
新宿って、他の街では考えられないくらい意地悪な客がいるので、
通路で切れたセンター席、先客の間を取ってみたんだけど、
ここですら、スクリーン下方に字幕がかかると、前の人の頭で見えない!
私の座高だと、「もう少し前」なのでしょうね。
でも、「この辺かな?」で取ると、「そこはいつもの私の席なのに」族がやってきて、ガラガラなのに私の目の前に座る刑に合うので。
新宿での映画鑑賞は、めっちゃ疲れるなと思いました。武蔵野館もシネマカリテもいいやつかけているから、行きたいんですけれどね。本当は。
2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN8.アンジーのBARで逢いましょう9.教皇選挙10.BETTER MAN/ベター・マン11.白雪姫12.アマチュア13. ウィキッド ふたりの魔女14.シンシン SI・NG SING15.マインクラフト/ザ・ムービー16.未完成の映画17.パリピ孔明 THE MOVIE18.アンジェントルメン 19.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界20.サブスタンス21.IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー22.たべっ子どうぶつ THE MOVIE 23.か「」く「」し「」ご「」と「24.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング25.ビョーク コーニュコピア26.マリリン・モンロー 私の愛しかた27.来し方 行く末28.ぶぶ漬けどうどす29.リロ&スティッチ 30.ババンババンバンバンパイア31.F132.国宝33.生きがい IKIGAI/能登の声 34.メガロポリス35.TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR36.韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」37.クリムト & THE KISS – アート・オン・スクリーン特別編-38.フォーチュンクッキー39.盲山40.罪人たち41.ファンタスティック4:ファースト・ステップ42.スーパーマン 43.突然、君がいなくなって44.犬の裁判45.私たちが光と想うすべて46.入国審査47.美しい夏48.この夏の星を見る49.映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ50.ジュラシック・ワールド/復活の大地51.夏の砂の上52.書かれた顔 4Kレストア版53.六つの顔54.黒川の女たち 55.星つなぎのエリオ(字幕版)56.大長編 タローマン 万博大爆発57.タンゴの後で58.ボーはおそれている59. ザ・ザ・コルダのフェニキア計画60.ENO61.グランドツアー62.見はらし世代