三越落語と日本橋のおでん

三越の落語に行きました。
去年のいまごろ、初めて聞いて、一年ちょっと通っています。ここ一年、連れがいましたが、「次はいいや」って言われたので、また一人で通います。

落語終わりに、おでんを食べに日本橋へ。
憧れていたお多幸本店なのですが、お店に着いてラストオーダー30分前、
いろいろギリギリなのに、QRコードのオーダーが入りません。
連れのスマホは、通信制限がかかっていて使えない状態。

お店の人に「画面、動かないんだけど?」と聞いたら、
「なんでですか?」言われ、
そんなの、知らんよと思いながら、なんとか押し切り、口頭でドリンクの注文を入れて、スマホの電源を落とし、再起動させ、やっぱりダメ。
QRコードリーダーの問題かもしれないと思い、
新しいアプリを入れて、でも、慌てているから、なんか広告クリックしたりして、ぎゃーぎゃーやっていていたら、
連れに「綾乃ちゃんって、小さいことで落ちるね?」って言われました。

へ? あなたは最初からスマホのオーダーを放棄していて、私がやるしかなく、
「電源落として、再起動かけても無理なんだけど」とお店に必死に訴えているのに、「何かしているんじゃないっすか?(このおばさん)、(だから、年寄りはイヤなんだよ」「いや、してないよ?」と戦っているわけですよー!!!

ここでつまずいたら、他のお店でもまた、つまずくかもしれないじゃないですか。え、私、おかしいですかね?

そうこうするうちに、別のお店の人が来て
「すみません、当店のシステムエラーです。閉店までに復旧しないので、口頭でオーダーしてください」になったのですが。

「スマホはわかんないから」で達観したら、そりゃ、ラクかもしれないねえ。
でも、「わからないけれど、どうやればいいの?」で頑張っているので。
これはどっちがいいのでしょうね?

おばさん、何やっちゃってんの?の若者は、謝らなかったですね。
別に謝罪はいらんが、おでん屋で、ドリンクのオーダーだけ取って、「以上でいいですか?」はないだろうよ。

もういろいろどうかしていて、一体、これはなんだろう? 私はどうしてこういう目にあっているのだろう?でしたが、おでんを食べたら、全部許せました。
美味しかった! こういうこともあるんだなあ。

友人は「わからないことは、誰かにやってもらう」生き方
若者は「システムが正義。マニュアルで生きていく」生き方
私は「世の中が進化していくなら、ちょっと頑張るよ」な生き方。
噛み合わないとこういうことになるんだけど。
別に誰も悪くないし、みんな、違っているね、で。

友人は「銀座にあってね」と何度も言うんだけど、一応、ここが本店なのでは?

それをつなぐ美味しいおでんは、すごいですね。
本店にまた行くかはわかんないなあ。おでんには真心があるけれど、接客に心がないぜ。まあ、今どき、仕方ないんだけど。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年11月27日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃