子供の頃、「子供が見るものじゃありません」な話題作、問題作だった『カリギュラ』。
ポルノ要素が強く、規制がかかり、押収されて失われたとされていたのに、
フィルムなどが見つかったらしく、再編集されたもの。
退廃という名のエログロ。
「首切りマシーンのシーンがあるらしい」みたいな昭和の恐怖と好奇心は、令和の今見ると、非常に上品な処理。
また、ムダに散りばめられた裸の人々も、わかるけれど、「で?」だし、
こういうのって、後世の文脈で考えても仕方がなくて。
当時は度肝を抜かれただろう、とか、
CGじゃなくて、生身の人間でコレやっているのかとか、
体調管理が大変だっただろうなとか、どういう契約でレイプシーン、しかも、男性版を撮ることを承知させたんだろう???が残ります。
また、衣装が本当に素晴らしくて。個人的なヒットは、
演じる皇帝カリギュラの孔雀を模した衣装で、
孔雀だから、模様が目のように見えるわけさ。このグリーンが、カリギュラの瞳の色とリンクしていて、本当にヤバい美しさに。
これ、出た人、病んだだろうなあ。
でも、「病んでます」なんて言えない時代。令和はよい時代ですよ。
ヘンテコストーリーの中で、ずっと芯を持って演じきったマルコム・マクダウェル、本当にすごいなあ。『時計仕掛けのオレンジ』もいつか見てみたいです。
私の中のちびっこの私、やっと『カリギュラ』を見られたね。よかったね。
1.ズートピア2 2.THE END 3.モディリアーニ4.コート・スティーリング5. ウォーフェア 戦地最前線6.黒の牛7.カリギュラ 究極版