主人公は、イーサン・ホーク演じる作詞家ロレンツ・ハート47歳。彼の死から話が始まる。
ロレンツ・ハートとタッグを組んでいた作曲家リチャード・ロジャースは、作曲家を変えて、オスカー・ハマースタインと『オクラホマ!』の大ヒットを生み出した。
ミュージカル『オクラホマ!』の初日、大成功が約束された夜、打ち上げパーティーの席で物語が進んでいく。
ここにマーガレット・クアリー演じる20歳のエリザベスへの恋も絡んでくる。
もう痛い、いたたまれない。
みじめというには、名声と実績があり、打ち上げの舞台となっているお店の人との温かい交流もあって、救いがないわけではない。リチャード・ロジャースの友情もリスペクトも、まだかろうじて残っている。
でも、救いがないってわかる。彼は終わるのだ。
見終わって、みぞおちにドンと来る感じ。切ない、やるせない、しんどい。
「自分はいらない」「自分以外の誰かで事が足りる」「愛しているというけれど、愛が違う」と繰り返し突き付けられる。いや、しんどい。
エリザベスの役って、難しいと思うんだけど、なんかいい感じなんですよね。
というか、悪意はない、ひとかけらも。あるのは、存在を無視する人たちだけ。
でも、だからこそ、落ちていく。救いがない。めっちゃ怖い。もう用済み。
1.ズートピア2 2.THE END 3.モディリアーニ4.コート・スティーリング5. ウォーフェア 戦地最前線6.黒の牛7.カリギュラ 究極版8.時計じかけのオレンジ9.ウィキッド 永遠の約束 10.私がビーバーになる時11.木挽町のあだ討ち12.道行き13.アメリと雨の物語14.パリのエトワール 15.プロジェクト・ヘイル・メアリー16.死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ17.アメリと雨の物語<字幕> 18.ハムネット19. 森に聴く Listen to the Forest20.脛擦りの森 21.ブルームーン22.落下音