人間というのは、面白い生き物だと感じます。
感情的な部分で動いたり、本能的に反応しちゃったりするのですが、
頭で納得があると、ひとつ芯が出来てブレなくなります。
軸が出来る、核が生まれるというか。
「これは、赤である」
そういう定義づけが必要なわけで。
赤という言葉に行きつくまで、「なんだか燃えるような感じ」とか、
「イライラする」あるいは、「やけに高揚する」など、いろいろ
あって。そういう段階だと、不安定で苦しいですよね。
それが、「それは、赤だからだよ」で、すんなり腑に落ちます。
「そうか、赤だからか!!!」
あとは、ものすごく楽で、とっちらかった感情を整理し、
感覚的に余分なところはカットし、「赤」に対する構えが出来ます。
今回、「それは、『赤』だと思うんだ」と教えてくれた友人がいます。
彼女は、私の何倍もの時間を「これは、なんだろう?」って考え続けていて。
私は、「うーん、なんかモヤッとするぜ」くらいで、基本的にガマンはムダと
考えるタチなので、「モヤッとイラネ」と一瞬で判断して、さくっと切り捨て、
終わったこととして棚上げしようとしていたのですが(笑)、
友人のおかげで、棚上げの前に「赤」とラベルを貼ることが出来ました。
これ、「赤」だと判明しないと、また、忘れたころに「古ぼけたモヤッと」が
棚から落ちてきて、勝手にバラけ、ほこりにまみれて、未消化な感情がわきだし、
きっと、泣きたくなるような瞬間があったはずなのです。
でも、「赤」とラベルが貼れたから、もう大丈夫。完全決着です。
友人の考察に乗っかって、人生のショートカットをしちゃいました。
なんてありがたいのでしょう!
こういう友人は大事にしないといけません。とりあえず、拝んでおきます。なーむ。
今、起っていることを正しく理解し、きちんとラベルを貼り、仕分けをすれば、
人生は非常にスッキリ進みますね。
すみません、奥歯にひっかかった書き方で。
そもそも、赤ってなんだよ???ですよね。
わはは。まあ、赤い事件ってことで。わはは。