映画25/100「バルバラ セーヌの黒いバラ」

きょうまで、公開。しかも、横浜ジャックアンドベティ!

目覚ましを止め、諦めるつもりで〜、また寝ようとして、目が覚めました。行かないと!

早過ぎたぜ!

シャンソン、往年のスターの映画を撮るうちに、主演女優が役に入りこんでいきます。

ありきたりっちゃ、ありきたりなんですけどね。抑制が効いていて、よいですよ。バルバラ、魅力的でした。

バルバラ、紫煙がかっこよかった時代

フランス映画の魅力のひとつは、フランス語の響きかもしれません。耳に優しく響き、詩のように流れていきます。クスクス、サラサラと。

「私の歌ではなく、私の話を聞いて」

バルバラになりきるため、仕草をコピーし、逸話を再現していきます。が、この映画のすごいところは、それが狂気になる寸前で止めていることです。

取り憑かれ、入り込む物語はたくさんありますが、ギリギリ、日常にいるような? いや、たまに、あちらに引っ張られますが、それが自然で、無理がありません。

それは、挿入されるバルバラ本人の記録映像のせいかも。どこか孤独を孕み、人を突き放す個性が、絶妙なバランスになっているのかもしれません。

しかし、フランス映画は、なぜ、大人っぽいのかしら? 憧れを満たすのでしょうね?

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2019年1月31日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃