一晩寝て、メールを出した

このラノベみたいなタイトルシリーズ、やめなさいよ。自分。

朝起きたら、なんだかいろいろ「許そう」って気持ちになって、
老舗花屋さんに長いメールを書きました。

昨日、WEB注文からメールをいただいた〇〇と申します。
言わずに済ませようかとも思いましたが、
きちんとお話するのがよいような気がして、
ご返信いたします。

開店祝いの胡蝶蘭の開店前日のお届けを
WEBで発注したところ、
「ヤマト便だから、お届けが前後する可能性がある」と
念押しのメールをいただいた形になります。
あまりのことに愕然としました。

当方の非は、
お届け日は確約できないという
一文を読み落としたことでしょう。

でも、御社は、◎◎さんですよね?
その辺の町のお花屋さんではない。

お花を贈る習慣がついて、
30年を超えます。
大事な時は、御社でした。
間違いがないから。
もらった方も嬉しいだろうから。

格式と伝統と信頼。
間違いのない仕事。
それが、御社ではなかったのでしょうか?

開店祝いで、胡蝶蘭。
そこに、「きちんとしたい」という
当方の願いは読み取れないでしょうか?
当方が備考欄に書いた

開店前日のお届けになります。
よろしくお願いいたします。
という文章の真意は、
「くれぐれも間違いなくお願いします」です。

それに対して、いただいたのは、

まことに恐れ入りますが、商品掲載ページのでご案内のとおり、
大型商品配送(ヤマト便)での配送のため、
ご注文商品は届けのお日にちが前後する場合がございます。
何卒ご了承くださいませ。

これは、コミュニケーションになっていません。

人の思いに寄り添い、
見えないものを見える形で
確実に最高の形で届けてくださるのが、
御社のお仕事だったのではないでしょうか?

たとえば、母の日ならば、
多少前後しても、みなさん、わかってくださいます。
でも、開店祝い、就任祝い、
公演の初日祝いなど、ピンポイントで
絶対に外せないタイミングがあると思うのです。

これは、「商品掲載ページのでご案内のとおり、」で 片づけられるお話なのでしょうか?

今回は、お電話でBさんという方とお話をして、
「法人」のところから、「お急ぎの方」で
手渡しを選んでくださいとご案内をいただきました。

あまりに心のないメールにくじけそうになりながらも、
Bさんのお人柄に励まされて、
改めて再発注をかけようと思ったのですが、
「お急ぎの方」では、木札になりません。

店舗に行ってお願いすれば、すべて解決すると
わかっておりますが、もうそこまでの気力がなく、
別の会社にお願いいたしました。

別の会社からは、WEB注文の後、確認のお電話をいただきました。
「何日の午前中に、木札で白の胡蝶蘭をお届けします」、
私は原点に戻った気がして、救われました。
そんなに難しいことはお願いしていないと思うのです。

ですから、このまま、黙って去ればいいのです。
一消費者としては。

でも、一晩寝て、きちんとお伝えしておこうと思いました。

1.WEBのシステムがわかりにくいです。

2.また、お電話で教えていただいた
「お急ぎ」の欄からは、「木札」の選択が出来ません。

そして、そもそも、
3.「開店祝い」など、ピンポイントで届けるべきギフトで
「ヤマト便だから、お届けが前後する可能性がある」に
紐づけていらっしゃることがおかしいのではないでしょうか?

今回、私はもう御社のお客様ではありません。
ですから、読み捨てていただいて結構です。
でも、いつも大事な時は、御社だったのです。
なので、黙って去るは、やめようと思いました。

A様がテンプレで「ヤマト便だから、お届けが前後する可能性がある」と
メールをくださった事情はわかります。
また、これはあくまでも「可能性」のお話で、きっと遅れないだろうとも
感じます。
念のため、セーフティネットを張っているだけ。
それは、わかっているのです。

でも、欲しいのは、「約束」です。
それは、お花屋さんとの信頼だと思うのです。

客がわかっていないなら、ご了承くださいで片づけずに、
「こういう方法もある」という別提案が必要です。
あるいは、いちいち客に戻さずに、
確実に届けられるように手配すればいいと思うのです。

開店祝い花が、開店日に遅れるなんてありえません。
それは、とても了承できないお話です。

長くなりました。
御社のご発展を心よりお祈りいたしております。

あと、Bさんに、「怒っていてすみません。
あなたは、完璧でした」とお伝えください。
お手間でなければ。

朝から元気だな、私。
まあ、いいか。筋は通しました。次へいきましょう。

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2021年6月28日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃