行かなくてよかったのか?

おかげさまで、無事に、通夜、葬式が終わりました。

くたくたになって戻ってきて、サイゼリヤでご飯を食べて
「そういえば、姪の旦那、顔出さなかったね」って言ったら、
「姪が頑張っていたからいいんじゃないか?」と言われて、

決壊しました。

ふざけんな!

そんな理由で葬儀をパスできるなら、お前がやれよ!

姪っ子以上に頑張ればよかったんじゃないのか?

実子で長男、妹に丸投げすんなよ!

そこから、27年間の恨みつらみが吹き出して!

30代、40代の私は必死に歩み寄っていて。

でも、まあ、くだらねえことがいっぱいありましたよ。

会ったこともない親戚にお年玉包んだら、
「取り決めで3000円ってなっているから」と注意されて、
えっと、みなさんは、お互いに子供がいて、いってこいだけど、
子なしのうちに、そのルール、必要ですか?

予め、親戚の子供が何人いるよって言ってくれたら、
心積もりも出来たかもしれないけれど、わらわらやってきて、
手持ちのお金もなくなったのを覚えています。

この辺りは、旦那が悪いんだけど。

大晦日に風邪をひいたけれど、義実家に行ったら、
「体調悪いなら、来るな」って言われて、一人別室に隔離、
旦那は、家族団らんですよ。みじめでしたね。
それで、お年玉問題が絡んで、「元旦にはいかない」となりました。

30代、40代前半までは、舅、姑を連れて旅行も行ってましたが、
簡単に3対1になるのです。

諏訪の道っぱたで、「お前は降りろ」言われた時の悔しさ、
未だに私の中に残っています。

お通夜、お葬式でみなさんが泣いていて、
御親戚の方から「いいおねえちゃんで」ってうかがって、
「私の知らない人だな」って思いました。

嫁姑は、ちょっとした掛け違えで、
でも、そこを埋めるのが、息子の仕事でしょう。
「お前、車から降りろよ」じゃねえよ。

本当に、鴨川に行く度に細かい「え?」「は?」「へええ」があって。

姑の死に際して、ぱっと浮かんだのは、

「おひる、何に行こうか。愛息ちゃん、何食べる? 愛娘ちゃん、何食べる?」と聞いて、ふーんって見ていたら、やっと、「あ、嫁、何食べる?」と付け足されたこと。

ずっとよそ者でしたね。犬にも吠えられまくっていたし、
小さい吠える犬、苦手なのに、みんな笑っている。私が悪いことになっている。

「お前は行かなくていい」言われて、10年くらい離れていて。
それでも、亡くなったと聞いて、とるものもとりあえず、駆け付け、
お通夜、お葬式、自宅に滞在6時間で、夜と朝の猫の世話をして、往復5時間をやって。

あげく、「姪が頑張っているからいいんじゃないか」はねえよ。
結婚式参列してもらったら、せめてどっちかは顔を出すだろう。
別に、責めるつもりはなくて、「来なかったね」な感想で、
「姪が頑張っているんだから」は、理由にならねえよ。

なら、嫁がいかなくてもいいように、てめえが頑張れ! 

まあ、大喧嘩となりまして。
「父ちゃんの時は、行かなくてもいい」みたいになったんだけど。
別に、「絶対に行きたくない」「関わりたくない」ではなくてね。
「最低限のことはするから、その分、ちゃんと感謝して労われ」って話ですよ。

お互いに違う文化、風習の中にいるから、
そこをつなぐのは、中間地点になる人間のやることでしょう?

昨日の結論、「自分の墓は探しておこう」でした。絶対に同じ墓になんて入るもんか。私はよそ者で、ただの息子の付属品でしょ?

私、結構頑張ったよ。「家族の輪」に入れてくれなかったのは、義実家のほうだと思う。そして、本当に子供がいなくてよかった。いたら、「おばあちゃん」と号泣する姪と比べられて、今の比じゃなかったと思う。義実家ストレス。

私以外は、みなさん、完璧です。素晴らしいご家族で、完結されていると思います。

四十九日も、一周忌も記号として、参列しますけれどね。
心は死ぬよね。「居場所ねえなあ」で。でも、弾いたのは、あなたたちですからね! 本当に、うちの旦那、クソですよ。
さすがに朝、謝ってきたけれど、この繰り返し、27年ずっとやっていて、
離婚しなかっただけ、マシって思ってくれよ。です。して、もっといい嫁もらえばよかったね。地元の人がよかったね!!!

あ、大人だから、別に義実家に悪気がないことはわかっていますよ。
諏訪の道っぱたで、「車から降りろ。一人で帰れ」言われた時も。
私が合わせられないんですよ。「愛息ちゃん、愛息ちゃん、なあ、母ちゃん、なあ、父ちゃん」の世界に。

そこは、仕方ないってわかっています。
でも、せめて、下ろすなら、JRの駅だったと思いますしね。
あのまま、離婚していたら、よかったねえ。きっと。

ああ、もう止まらないですね。本当に悪いのは、「愛されぼくちん」な旦那だと思います。親をたしなめろ、妻を庇え、その分、妻が義理の親を大事にするから。その辺りは、等価交換だろう。もうやめとく!

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2025年2月14日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃