黒猫が水に浮いているポスターが気になって。
公開前に「大量の水が画面に出てきます」で、311配慮もあったのですが、
想像以上の水です。
洪水で水没した世界を黒猫が旅をするアニメーションなのですが、
もううちのくーの若いころにしか見えないわけ。
くーちゃん、もうちょっと賢くて、クールですけれどね。
で、くーが、つらい思いをします。
「いたはずの飼い主がいなくなった」
「ごはんがない」「水もない」
「水に囲まれて動けない」
ゴールデン・レトリバーもつらい思いをします。
黒猫飼い、レトリバー飼いの方はお気をつけて。
なんかね。中途半端な作品なんですよ。
仲間を助けるために、ロープを押さえるとか、
何故か動物が船を操れるとか。
そういうの、徹底してなくせばもっといいのに。
あと、それほど、猫と心を通わせていないんだろうなも
伝わってきます。めっちゃ、黒猫が鳴くんだけど、
野生の猫はムダ鳴きなんかしないから、
その辺りもなんか甘いなって気がしました。
人の関心を引くためには鳴くけれど、
仲間内で媚び鳴きはしないでしょう。
甘えている時は別だろうけれど。
と、いろいろ突っ込みながら見てしまい……
お隣の方は、犬飼いらしく「取ってこい」がツボっていました。
まあ、猫は、いくら仲間がいても、海に飛び込まないと思いますよ。
たぶんね。そういう嘘が気になる作品でした。
2025年映画
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