鹿島茂コレクション3「モダン・パリの装い」展を見に、
練馬区立美術館にうかがいました。
ファッションプレート、19世紀から20世紀にかけての
印刷物のコレクションで、挿絵とか雑誌のグラビアとか、
当時のモードがよくわかります。
予想以上のボリューム、予想以上のかわいらしさ、
予想以上のセンスのよさに打ちのめされました。
特に、マルティの「青い鳥」、昔大好きだったのに、
ずっと忘れていたことに気づきました。
そう、メーテルリンクの「青い鳥」です。
思い出の国、未来の国。私は、光の精が大好きで。
ジョルジョ・ルパップ、マルティ、マルタン……、
その洗練、美意識、提案。うっとりします。
あれあれあれれ?
牧歌的な恋という非常にエロチックな一枚があったのですが、
図録に載っていないかもです。
湖のほとり、男の子が手前に寝そべり、女の子が水を挟んで
思いっきりドレスを脱いでいます。
水面には、潔くさらした裸体が映り……。
ゾワゾワするほど、エロかったのですが、図録にない???
昔の映画のワンシーンのようで、とても素敵だったのですが。
2階の展示室にあります。
機会があれば、ぜひ。9月8日までの開催です。