半年くらい前から予告でかかっていて、絶対に観たい!と思っていました。それくらい美しい。
作品は、2006年製作だそうです。ちょうど20年前。
私が映画を見始めたのは2018年の暮れなので、当然間に合っていません。
21日に4Kリバイバルが公開、しかし、この日は、さっきの『鼻血』のチケットを取っていたし、あとから「恒例のお花の発表会が」と言われて、もう日がなくて、「じゃあ、芝居の前にいきます」したので、朝からパツパツに。
渋谷スタート、初台のつもりが、もらったチケットをファイルに挟んだまま、日本橋に置いてしまい、取りに行く流れへ。
私のバカバカ!
夜、どこで見るのか迷いました。
新宿は客層が悪い。
渋谷は19:30スタート、銀座は18:30、鼻血が終わるの、15:30ですが?
そんなに待てますかね? 待てない。
それに、めっちゃ人気で、渋谷、銀座は満席に近いのです。
キノシネマも思ったけれど、ふと浮かんだのがイクスピアリ。
うん、いいんじゃないか?
しかし、三連休初日の東京駅の乗り換えがちょっと地獄でした。
また、舞浜も混んでいました。鼻血でくたくたで、一風堂でラーメンを食べて、
いざいざ、『The Fall』へ!
舞浜の映画館、見やすいんですよ。前列に人が来ても気になりません。
音も悪くない。そして、空いていました! ガラガラと言ってもいい。
最高のコンディションで、美しい色彩の世界へ。
骨折をしたインド人の少女と事故で大怪我を負ったスタントマンの間で紡がれる「お話」の世界。
色彩の美しさ、衣装の奇抜さ、奇妙さ。
根底に流れる絶望、死への渇望。
出会うタイミングが違ったら、私も泣いていたかもしれない。
『鼻血』で疲れ果ててしまい、「なんという美しさだろう」しか残らん。
五歳の少女がかわいかった。アドリブなんですってね。彼女と彼のやり取り、
「こういう物語が作りたい」の一念で、生み出された万華鏡のような世界。
割と序盤の白い砂、朱色の丘、真っ青な空のコントラストが心に残ります。
あと、あの奇抜な衣装を着こなす肉体美、素晴らしいなあ。
2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN8.アンジーのBARで逢いましょう9.教皇選挙10.BETTER MAN/ベター・マン11.白雪姫12.アマチュア13. ウィキッド ふたりの魔女14.シンシン SI・NG SING15.マインクラフト/ザ・ムービー16.未完成の映画17.パリピ孔明 THE MOVIE18.アンジェントルメン 19.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界20.サブスタンス21.IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー22.たべっ子どうぶつ THE MOVIE 23.か「」く「」し「」ご「」と「24.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング25.ビョーク コーニュコピア26.マリリン・モンロー 私の愛しかた27.来し方 行く末28.ぶぶ漬けどうどす29.リロ&スティッチ 30.ババンババンバンバンパイア31.F132.国宝33.生きがい IKIGAI/能登の声 34.メガロポリス35.TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR36.韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」37.クリムト & THE KISS – アート・オン・スクリーン特別編-38.フォーチュンクッキー39.盲山40.罪人たち41.ファンタスティック4:ファースト・ステップ42.スーパーマン 43.突然、君がいなくなって44.犬の裁判45.私たちが光と想うすべて46.入国審査47.美しい夏48.この夏の星を見る49.映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ50.ジュラシック・ワールド/復活の大地51.夏の砂の上52.書かれた顔 4Kレストア版53.六つの顔54.黒川の女たち 55.星つなぎのエリオ(字幕版)56.大長編 タローマン 万博大爆発57.タンゴの後で58.ボーはおそれている59. ザ・ザ・コルダのフェニキア計画60.ENO61.グランドツアー62.見はらし世代 63.犬神家の一族35mm64.Mr.ノーバディ265.愚か者の身分66.トロン:アレス 67.黒蜥蜴68.憂国69.落下の王国 4Kデジタルリマスター