出版社オーラって?

楽しい日の翌日は、腑抜けになるものでございます。
腑抜けですが、きょうは、歯医者さんの予約があったので行ってきました。

前回、仕事がバレたので(別に隠してはいないのですけれど、イチイチは言わない)、
先生に『オレを知る100の質問』を持っていきました。

オレを知る100の質問

そしたらねー。

先生、出版社の方のお友達がいっぱいいらっしゃるんですって。
すかさず、「占いのご用命がございましたら」と営業をしてみました。
(歯医者さんのよだれかけつけたまま、何をやっているんだか)。

で、歯医者さんがおっしゃるには!!!

「なんか、出版社オーラがあると思っていたんですよね。前から」

なんだ??? 出版社オーラって?

なんだか頭がよくなったような気分になって、ウキウキ帰ってきたのですが。
帰宅途中、長ネギを買いながら、ふと気づきました。

そういえば……。

昔、夢を見ましてね。そのときの夢が、「日本橋に事務所を持つ」だったんですよ。
えっと、「日本橋に事務所を持ちたいわー」ではなく、夢の中で、日本橋に事務所があったんです! ええ、いつもの夢オチです。

で、数年前、ちょっと羽振りがよかったときに、中央区の不動産屋さんに貸し部屋を見せてもらいにいきまして。そのときの対応が、フリーには、結構、厳しくて。

いろいろあって、神保町にかわいい物件があったので、そっちに乗り換え、そしたら、同じ不動産屋さんでも対応が全然違うんですよ!!! もう「OK! カモ~ン」なのです。やっぱり、場所柄、フリーが借りることが多いわけですよ。

はてさて、その後、日本橋に行きましたらねえ。
あれは、夏でしたね。暑かったです。

道行く人が違うわけですよ。女性は、タイトスカートの品のよいOLさん。もしくは、裕福なマダム。男性は、長袖をきちんと留めて着ているビジネスマン。

用事を済ませて、神保町に戻りました。ふと、近くにいる人を見て見たら、おっさんサンダルでしたよ。
そのとき、「そうか、なるほど!」と初めて理解したのです。
「そうか、なるほど!!!」

だから、歯医者さんのおっしゃる「出版社オーラ」は、あるいは、おっさんサンダルかもしれないわけですよ。そこ、ハッキリさせたいですよね???

そんな憧れの地(になったらしい)日本橋にも、シネコンが出来てしまうきょうこのごろ、人の流れが変わって、あの美しい世界が壊れないことを祈るばかりです。
東京の再開発もいいんですけれど、なんというか、街がみんな似たりよったりになるのは、イヤですね。ホラ、都内の駅ナカなんて、なんだかもう、コピペして作りました?状態ではないですか???
でも、まあ、いまのところ、日本橋は、ちょっと面白ことになっている気がします。古き良き日本の道具とか、ビルの1階で買えるお店、あったりしますしね。きっと、丁寧に考えられて演出されているのでしょうね。

あと20年くらいしたら、日本橋が似合う人になれるでしょうか?
いや、なれない気がしますねえ。何もする前に諦めるな!ですが。
個人的には、サンダル履きでもそぞろ歩ける神保町は、かなり好きです。

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