ベビーブームの日

5月18日は、ベビーブームの日。

ベビーブームの日って、なんだ???って思ったのですが。「第三次ベビーブームが来ますように!」で、作られた日なんですねー。

第一次ベビーブームは、1947年から1949年なんですって。

戦争のあとですから、コレは、わかる気がしますね。で、この赤ちゃんたちが大人になって、「団塊」と呼ばれているのです。

その人たちがお年頃になって、子供を産んで、第二次ベビーブームが起こります。
1971年から1974年生まれの人達を指します。ざっくり計算すれば、団塊の人達は、22~27歳あたりで、子供を産んでいたというわけですよねー。
今って、その年齢で生むのって、すごく難しいですよね。社会的にある程度落ち着かないと「子供を」とはならないし。収入も追いつかないわけですし。たとえば、「妊娠適齢期」みたいなのがあるとして、そこで、生みたいって思っても、生む=社会的には一時休戦なわけですから、そこで悩んじゃうんですよね。仕事を覚えるべき時期に、離れちゃうと、復帰したいときにパートしかないぞー的に。大企業ならば、「産休終わったら戻っておいで」ってあるわけですが、みんながみんな、その恩恵に預かれるわけではありません。
そりゃ、子供がいなくなりますよー。

第三次ベビーブームが起こるとしたら、団塊ジュニアの子供たちが励むってことなわけですが、ざっくり計算しても、1993年あたりからの数年間がチャンスで。でも、当時はバブルの名残とか、その後の冷え込みとかで子作りどころじゃないわけで。

おお、数字だけでいえば、団塊のお孫さんたちが、お父さんお母さんになる時期に入っているのですねー。でも、該当年齢の人達って、今、世の中に適合するだけで精一杯ですよねー? 仕事覚えたりさ。
ベビーブームとかじゃなくて、もっと自然に子供がいっぱいの世の中になるといいですよねー。そのためには、後から参戦できる世の中のシステムが必要だし、我が国における若い女の子幻想みたいなのが緩和されないと厳しいかなーって思いますよ。

若い女の子は、かわいいし、キレイだし、チヤホヤする男性の気持ちもよーくわかります。
で、また、女の子たちもわかっているわけ。

「今、楽しまなくてどうする」的に。
で、「今」を引き伸ばしますよね。そのうち、「ママになるための好機」も消化されちゃって。

少子化、根は深いですねー。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加