我が家のガチョウの話。

うちの旦那、フォアグラを作っていました。
人間だと思っていたのですが、どうやらガチョウだったらしいです。

この前、「調子悪い」って言うので、ひとりで病院に行かせたのですが、
「どうだった?」と聞いても、「先生が何を言っているか、よくわからない」と
要領を得ません。「わからないことないでしょ?」で、仕方なく、昨日、
血液検査の結果を聞きに行くのにつきそいました。お母さんか?

ヒアリング能力がさほど高いとは言えない患者だということは、
先生も薄々気づいていらっしゃったみたいです。
最後に「次回、奥様もいらしてもいいですよ」と
大変控えめな「また、付き添え」命令も下りました。
まあ、無理もありません、本当に人の話をちゃんと聞けない人なので。
あと、先生も、短時間に一気にいろいろなことを話すタイプで、
2人の相性がいまひとつよろしくないのです。

で、わかったこと。
うちのガチョウの中性脂肪866ですって。
今、検索かけたら、150ちょっとくらいで要注意ゾーンになるらしいですが、
このケタ外れな数値はどこからきているのでしょうか?
「中性脂肪、多い」でも、500程度で「生活変えなきゃなあ」なぼやきに
なる感じですよ。
もう少し前に、止まれなかったんですかね?

とりあえず、「食べ順」と指導されたので、昨日はとても大変でした。
まず、どんぶりを禁止して、そういくら言っても、どんぶりだったんですよね。
お茶碗を買うところから始めました。

帰宅してすぐに、小松菜ジュースを作り、
それから、サラダやらなんやら一品ずつ作っては食卓に運びました。
最後に、新品のお茶碗を使うころには、私がヘトヘトになりましたよ。
でも、まあ、こうやって食生活も変えていくのもいいことかもしれません。

昨日は、思いついて、ブイヨンも作りました。
昔、よく作っていたのに、すっかり忘れていました。

体型的には、私のほうが「それ、ヤバイね」のはずですが、
いくら検査しても、あまり言われないんですよね。
CMじゃないけれど、見かけではわかりにくいのかもしれません。

「ご主人だけじゃかわいそうだから、奥様もつきあって」と言われたので、
「はーい、少し私も小さくなります」とよいお返事で病院を出ました。
みなまで言うな、わかっちょる。

毎日、猫を求めて歩き回り、ガチョウを人間に変えるわけですよ。
そのうち、ヘルシー大臣になってしまったら、どうしましょう。
この春は、いつもと違う感じで動いております。

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