十六夜ちゃんと「若冲と蕪村」

銅皿作りにチャレンジしました。ご覧ください、このいびつな感じ。まず、「まんまる」になりませんことよ。

手間がかかりますね、これは! 私、これから工芸品を見るときは「神降臨」と平伏しますよ。鉄瓶見ただけで、「ははーあ」な勢いです。作業の最後に木槌でトンカンやるのですが、思わず思い出しました。「村の加治屋」。あのリズムで打ちました。

最初から丸くなりませんから、もうダメすぎてかえって楽しくなってしまい、「君は十六夜ちゃん」と名付けたら、愛着がわきました。

あ、そんなことより、十六夜ちゃんより前に「生誕三百年・同い年の天才絵師―若冲と蕪村」を見たお話をしなければ!

十六夜ちゃん創作現場は大塚でしたので、「上野から歩いちゃう?」なんてウキウキしていたのに、またもや時間がなくなり、藝大の「ダブルインパクト」を見損ないました。何回目ですかね。間抜けすぎます。仕方なく、閉館時間が長いサントリー美術館にしました。もっとも、私、日本絵画アンテナないんですよ。こちらは、「人気だから、一応見ておくか」なミーハー客の一人です。

若冲人気の理由は、わかる気がします。わかりやすいし、かっこいい。でも、私は、比べたら、蕪村が好きかもしれません。

恋愛するなら、若冲。
結婚するなら、蕪村。
そんな作風の違いがありますね。

二人の共作の《己が身の》 、若冲《白象群獣図》《石峰寺図》、蕪村《 峨嵋露頂図巻 》が「いいなあ」でした。 もっとも30分駆け足観賞でしたが。いや、混みすぎていて、長居できませんでしたよ~。

グルちゃん海

藝大美術館に行きそびれたのは、君たちのせいだよ?お昼寝グルちゃんに止まり木カラスくん。つい、なごんじゃうんですよね。時計見て、びっくりしました。間に合わないじゃん!と。

ぼんご
そうそう、昨日は20代のころ、なんだか場違いな気がして入れなかった「ぼんご」に寄りました。ビギナーなので、王道の鮭と明太子で。二個は多かったです。あ、有名なおにぎり屋さんです。

ぼんやりした記憶では、位置が違うんですが、移転とかありました? 昔住んでいた辺りでしたので、ぷらぷら巣鴨まで歩いて帰りました。懐かしい友達のことを思いだしながら。ファイト餃子も食べたくなりました。
※追記・ぼんご、十数年前に移転したらしいです。やばい、遡れちゃった! そうそう、前は三角なお店だった記憶があるんですよね。

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