怪談闇ハイクへ

加門七海さんと中野純さん主催の「怪談闇ハイク」に参加しました。
怪談闇ハイク自体は、今回で3回目。
1回目は、奥多摩むかし道。
2回目は、千葉ののこぎり山。
そして、3回目は、「東照宮以前の古日光」ツアーです。

2回目は、尿路結石の入院で不参加でして、
そこから石を落すために、半年歩きました。
闇ハイク耐性は作ったつもりなのですが、いかんせん、前夜に
あまり眠れなかったこと、当日の朝、うっかりグル散歩(6キロ)をしてしまったことで、
行く前からグッタリしておりました。

グッタリのまま参加なのと、そもそも、日光という土地への興味関心が低いため、
「へー」、「ほー」言いながら、くっついていきました。

今、いただいた資料で追ってみると、こんな感じだったようです。

東武日光駅からスタート。
西行の戻り岩がある稲荷神社、防災公園、虚空蔵尊、小判稲荷。
大谷川で休憩、日光物産商会、磐裂神社、深沙王堂、本宮神社、開山堂。
滝尾道を通って、滝尾神社へ。
最後に二荒山神社を参拝というコースでした。

希望者は、超スピードで奪衣婆を見に行かれていました。

日光を開いた勝道上人が眠る開山堂で、日没を迎え、後は、
少しずつ闇が増えていきます。
滝尾道は、大きな石が敷き詰められた昔の修験道だそうで、
「魔除けの塩も効かない」聖域だそうです。

石の道の上を影が揺れ、逃げます。
ちょっと酔ったような感覚になりました。

滝尾神社のそばの空き地で、お弁当を食べ、
影踏み遊びをしたところ、砂利に足を取られて、見事に
背中から転びました。痛いの、なんの!!!

日光から首都圏に戻る終電が、だいたい9時くらいで、
時間に追われるように、二荒山神社から駅に向かい、
挨拶もそこそこに電車に乗りました。

で、思ったこと。
東武鉄道、かなり謎です。

まず、スペーシアの座席指定。私が先に買ったのに、
なぜか通路側の席をあてがわれました。
あとから買った友人が窓側でした。
意味わかんねえ!!!

8時42分の東京方面への終電は、浅草にすら、
直通でいきません。恐ろしいほどの乗り換えです。
途中、「JRで帰るべきだった」と若干後悔しつつ、
スマホの乗り換え案内を駆使して、頑張って帰ってきました。

JRだと新幹線を使って、うちまでだいたい5600円。
在来線だけだと、4000円くらい。
対して、東武は2000円切りますから、文句を言ってはいけないのかもしれません。
しかし、いろいろナゾですって。
空いているなら窓際じゃないの?
どうしてそんなに、浅草直通がないの???

あまりの乗り換えの多さと遠さにだんだん笑えてきて、うっかり東武ルートを
選んだ人達の中で、越谷在住の方の「位」が上がりました。
日光に近いのが、ステイタスになるのです!
「越谷に住んでいるのをうらやましがられたのは、これが初めて」だそうです。

影踏み遊びで背中と腰を強打したため、未だに体が重いし、痛いですが、
開催される限り、闇ハイクには参加したいなあと思います。
闇ハイク、面白いですよ。でも、「行きたいなあ」の人はいても、「申し込んだよ」の
人は1人もいないという事実もありますが。
結構、オススメです。

 

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