宝塚歌劇団星組市川公演

星組公演 『ダンサ セレナータ』『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)II』、友人のお連れ様の代理でお供してきました。

いかにも正塚作品で、久世さんとか、風花舞さんとかを思い出しました。

まったく解せないのはラストにかけてのくだり、
二番手の秘密警察のコ(めっちゃスタイルいいですね!)は、革命のリーダーの妹、トップ娘役を革命派の軍部を揺さぶる材料として追いかけていたはずなのに、なぜかトップとの対立となり、「いいから、行け!」で、あっさり逃亡に成功するところ。ココ、後出しで、「追うつもりはなかった」的ないいわけがくっついてくるんだけど、じゃあ、何しにわざわざ港まで来たんだよ???で、まったく理解が追い付きません。

いや、わかりますよ?
正塚さん、恋愛どうでもいいってことは。男同士の魂の交流みたいなのだけ、書きたいんだもん。そういうのは、わかりますよ。
でも、シーンとして、変過ぎじゃない??

風花舞さんにやたら「うん」言わせて、旧式の娘役のイメージを取っ払ったのは正塚先生。30年くらいブランクありだから、理解が出来ないのかしら?

いや、これ、「ヒロインの足を撃ち抜けば、話は終わるじゃん?」で、頭が?でいっぱいになっちゃうわけ。だって、拷問カモンキャラなんだもん。
脚くらい気楽に撃ち抜くでしょうさ??? 命を取らないだけいいと思えキャラではないのかなあ?

まあ、そういうのも含めて、「宝塚だなあ」で、いいのかもですが。
再演ですからねえ。みなさん、前回も不思議に思わなかったのかなあ?
なんで、ヒロインは逃げられるわけ?
あと、あの流れ、設定なら、「二人で一緒に逃げる」もアリでしょう。
そんな義理があった??? 今の場所に? 謎めき過ぎていて、何もわからん。

いろいろわかんないなー、だけど、そういうのでいいのかもしれません。
2012年初演なら、震災のころに作られた作品でしょうしね。

ショーは、ステージのサイドに置かれた太陽がごきげんで、よかったです。
太陽のはじけっぷりで、よさげな予感がしましたが、意外にも王道というか素直な作りで、とりあえず、ずっと手拍子して終わりました。

ノバボサノバに近いムードがあったけれど、「若くていっぱい踊らされてますね」という感想です。

ポスターにもなっているトップのスーツ、「別にこれ、羽根いらなくね?」なんだけど、羽根をつけるのが宝塚で。羽根を背負えるのがスターなんですよね。「一体、スーツに羽根はどうやってつけていらっしゃるの?」と思いながら、
「お願い、背中をこっちに向けて!」と念じていたら、願いが叶い、背中にポケットがふたつくっついてい、「なるほど!!!」と思いました。
ああいうデザインは、どこで誰が思いつくのでしょうか???
宝塚の伝統? お衣装部さん? それとも、ラスベカスあたりのショー文化の定番??? いや、普通は、スーツの背中に羽根は仕込まないけど、仕込んじゃうし、違和感なく着こなすし、すごい仕事ですね。タカラジェンヌさん、そして、トップスターというのは!

序盤、赤いダルマのコがわらわら出てきて、わあ、もうロケット入れるんだ、センスがいいって思ったら、別にそんなシーンじゃなくて、でも、選抜されたコたちは、華やかでよかった。そのあと、カラフルなダルマのコたちのボディスーツと靴の色が合っているのが、めっちゃかわいかった(衣装に心を奪われている人)。

トップさんは、ノーブルな持ち味。星っぽいけれど、雪のムードもあるなー。花ではないなあって印象です(昔のイメージ、今は知らん)。トップ娘役さんはかなり好みです。バランスがよくて、華があり、なんか安心して見ていられる。トップさん、隣に娘役がいると、妙に魅力が増す。面白かったです。
あと、5番手だか、6番手だかのコは、ちょっと目を引いたけど、次に星組を見て見分けられるかはわかんないや。

私が見ていたころ、正塚先生の作品は大人っぽいイメージでしたが、きょうは、「うーん、これ、リアルに女性に言われた言葉を並べているだけだよね?」なアオハルな印象を持ちました。なんかねー、準ヒロインのコのキャラがキツくて、かわいそうだった。姉御肌な強気なキャラというよりも、経験から出てきちゃった誰かのイメージって感じがしました。まあ、ぼんやり見ただけの印象ですけれどね。妙にリアルなんだよねえ。元カノのセリフだけが。

ヒロインのルームメイト役のコは、登場シーンで手遊びが目につき、なんだか妙にうるさいなって思っていたけれど(セリフを言う前ね)、なるほど、お得な役柄なんですね。まあ、その他大勢に手遊びは許さないですよね、スターシステムで。もう見るところも、見方も感想もスレていて申し訳ない。
でも、カラフルだるまのコたちの足とか、赤い選抜隊の脚線美とか、素晴らしかったですよ。みなさん、本当にキレイでした。

2025年10月2日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

クイーンルージュとの出会い

クイーンルージュとは、シャインマスカットを親に持つぶどうです。
初めて買いました。甘さが際立ちます。

なんで買う話になったのかと言えば、ネイルを付け替えたせい。
ワンカラーで、適当でいいって思っていたのですが、
サンプルにかわいい桃のマーブルっぽいデザインがあったのです。
ピンクと黄色の多幸感が素晴らしい。

でも、季節を考えると、ここで桃は能天気すぎるでしょう。
そういえば、今朝、Xで「いちじくのつもりが、ミョウガになっちゃった」みたいなポストが流れてきて、それがちょっとかわいかったよって話をしたら、私の手もいちじくになりました。
せっかくなので、「もうちょっと暗く」とお願いして、黒いちじくにしてもらったのですが。

で、足は「巨峰のワンカラーで大丈夫」みたいな雑なオーダーをしたら、薄いグリーンとパープルのニュアンス仕上げになって。かわいかったので、似たぶどうを探しにヨーカドーまで行ったら、クイーンルージュと出会った次第。

これ、こんなことがなかったら、買わなかったはず。
シャインマスカットか巨峰かで、見向きもしなかったはず。

ご縁とは、不思議なものですね。

2025年10月1日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

自転車を買う

丸5年乗って、ちょっとあちこち軋むようになって。
旦那に「買い換えようと思うけど、買う?」って聞いたら、
「俺はいい。来年、道路の規制が厳しくなったら、もう自転車乗らないから」とかふざけたことを言い出す。

重い物、どうやって運ぶわけ???
車を処分した時に、「俺が自転車で頑張るから」って言っていた話はどこに行ったのだ?

まあ、もう勝手にすればいいんだけど。
で、じゃあ、来年までいまのキコキコで頑張るかって思っていたけれど、
きょう、自転車修理屋さんのすぐ近くでパンクしてしまって。

おそらく、チューブも取り換えで5000円くらいかかる。
あちこちガタが来ていて、ベルも壊れてしまっているし、
鍵も、なんだか危ういムード。
ちょっと修理屋さんに嫌味も言われるだろう。
全部、サビサビだしね。
覚悟して大(うちの4番目の猫)を背負いながら行ったら、
やってなかったのです。なぜ、猫連れなのかは、また後程!

もういいや。買い替える!

で、イオンで買ってきました(超適当)
4万くらいのにしたら、なんだかんだで6万くらいかかってあれー?です。
保険とカギ、サドルにもカギ、カゴつけて、カバーもつけました。
まあ、仕方ないか。

古い自転車は、ゴミ捨て場の隅に置いておくように管理人さんに指示され、
置いていますが。
恩人を雨ざらしにしているような悲しい気持ちになります。ごめんね、ごめんね。

古いキコキコちゃんは、チャムが来た時に脱走防止にバーベキューのデカい網を一緒に運んだ中なのです。サドルのところにひっかけて、持ち帰ったのです。
あちこち一緒に行ったなあ。ありがとう、キコキコちゃん。

きょうは、朝からジジを動物病院に連れていき、
ついでに大も連れていき、帰り道、私の自転車がパンクし、
「ジジを連れて帰る」「わかった、私は、自転車屋に行く」で
自転車の修理屋さんが閉まっていて(だから、大を連れていたのです)。

旦那に「迎えに来て」と頼んだら、なぜかくーを連れてきて。
いや、くーも行く必要があったんですけれどね。

もう詰みですよ。

「くーを連れて行って」
「俺、耳が聞こえないよ。金もないし」

ふざけんな!!!

とりあえず、旦那の自転車を借りて、大とくーを交換して、
私は二度目の動物病院へ。

帰宅して、一休みしてから、管理人さんに相談に行き、
自転車で即決して、整備で一時間待って、
帰宅して、果てて寝ました。大変。

やっぱ、アレですね。
「買い換えるか」で、動いた方がいいですね。
粘ってもいいことない。

とりあえず、新しいやつは、まだ乗り慣れていなくて。
古いキコキコちゃんを思って、悲しい夜です。しょんぼり。
ありがとう。キコキコちゃん。

2025年9月29日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

30年前

明日は、友人の命日です。
享年27歳。

「日曜日に話そう。時間作るから」と約束した日に、
友人のお父さんから連絡が来て、それが訃報でした。

ご連絡をくださったお父さんも、もう亡くなって。

十三回忌が最後かな? お墓参りに行ったのは。
もう墓じまいされているかもしれませんね。

あれから30年、いろいろあった気もするし、
同じ所をぐるぐるしているような気もするし。

もし、友人が生きていたら、今でも友達づきあいしているかな?
どうかな?

数年に一度くらい、会っていたかな?

かんちゃん生きていたら、演劇諦めなかったかもしれないなー。
いや、関係ないかな? わかんないな。

とりあえず、30年経った。
50年経ったね、まで、生きてるかな??? わかんないな。

2025年9月29日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

取りこぼし

金曜夜、「今日26日?」となり、絶望しました。

13日夜から疲れを感じ、翌日発熱した風邪、25日でやっと体調が戻ってきましたが、仕事の詰まり方がハンパなく、死ぬ思いでなんとかこなしました。

が、26日締切が残っているのでした。

もう22時を回っていましたが、手が回りませんとメールして、週明けに伸ばしてもらいました。

今日は易の講座、夜はビアガーデンです。体力ない。

明日は、ガスと排水管の点検。明後日までに終わるでしょうか? 

仕事量多いのかな? だいぶ減りましたが。

まあ、10日倒れていたら、仕方ないか。

2025年9月27日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

やっと床上げ

14日から23日、途中、19日に三越落語を聞きに行きました。
ちょっと寄り道したら、食当たりのようになってしまって。

マグロの山カケ一口と明太とろろ3口で、一晩吐きました。

いやー、辛かったなー。

どうしてもスキッピーのピーナツバターが食べたくて、
旦那に頼んだら、「なかった」と言います。えー、ヨーカドーで扱っているはずだけど。
今日は、絶対に食べたいと思い、ドンキホーテに行ったらない(いかにもありそうなのに!)、イオンにもない、コストコにはありそうだけど、ガッツがない、ダメもとでヨーカードーに行ったら、やっぱりありました。

買い物もまともにいけないのかよ、おっさん。

久しぶりに人にもまれて、ヘロヘロに。
弟が墓参りと母の面会に誘ってくれましたが、風邪がひどすぎてお断りしました。移しちゃいけないし、その前に体力的に無理ですね。

今年は、風邪との戦い。基礎体力つけたい。とりあえず、止めている仕事をやります。やべー。

みなさまも、ご自愛ください。健康第一。

2025年9月23日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

疑似コロナ

金曜日、ひとり豊洲を堪能し、土曜日、夕方から人と会って鰻をご馳走になり、お返しに高いコーヒーをご馳走して、夜遅く解散しました。
翌日は、朝からコアリズムをやるほど元気いっぱい。買い物に行って三連休の混雑にやられて帰宅。振替休日の15日に異変が。喉が激痛です。これが噂に聞く、「カミソリで切ったような」痛み? ぐんぐん熱も上がっていきます。
8.7まで上がりました。

三連休明け、病院へ。「陰性です」

まじか???

まあ、でも、撤収が早すぎるのも確か。ただ、前後の感じを考えると、
「移された」「もらった」気がしてならず。

体温は6.4まで落ちたのですが、それだけ急激な変化があると、とにかくだるくて。

今日はなんとか起きて今から仕事です。ふー、終わるかな? 仕事。
ここ数ヶ月のパターンとして、「働く」「倒れる」「つじつまを合わせる」を毎月やっていますね。なんだかなー。いかんなー。

ああ、母の夢を見ました。

「お母さん、関内と石川町に行きたいんだよね?」って認知症の母を連れて歩こうとする地獄のような時間でした。本当にマイカーがあれば、解決することが公共の交通では、難しくて。2年前の苦しさ、やるせなさを思い出しました。
同時に、「会いに来い」だなとも。

が、疑似コロナ、これが落ち着くまで無理じゃないですかね???
とりあえず、ちょっと大人しくしています。ティファールのリコールに引っかかっていて、日本橋行きたいんだけど、ちょっと我慢です。

みなさまも、どうぞ、ご自愛くださいね。

2025年9月17日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

豊洲の一日。

豊洲、市場前で開催中のラムセス大王展へ行ってきました。
最初8月30日のチームラボ豊洲の前に一人で行くつもりだったのですが、VRの予約を忘れていて、一回キャンセル。

次に、9月5日に予約をしていたのですが、直前に会期が延びると公示されたので、迷わず、翌週にズラしました。延期された直後、告知が行き届かないうちが狙い目と考えて。
でも、仕事が終わらずに1日延ばして、やっと今日実現です。

友人からVRで一時間待ったと聞かされていたので、会場タイムの10時に予約、9時50分スタンバイで、時間前に開きました。

ら、めっちゃ空いている! あれー???
一応、イヤフォンガイドもつけたけれど、やっぱり聞かなかったです。
かったるいんですよね、イヤフォンガイド。

そして、友人から話には聞いていたけれど、VRの声優がひどい。
全然合ってない。何も入ってこない。
「VRが面白かった」と友人は言うけれど、正直に見なくてもよかったかも。
現地を見せてもらえるわけじゃなくて、再現だから。2500円は高すぎでしょう。
ミイラに追いかけられるとか、本当にやめて。子供泣くでしょ?

えっと、今日は半日、豊洲楽しかったのですけれど、本当に全体にぼったくりで、観光地価格です。もうそういう土地なんだと思って諦めてつきあったけれど、二回行くかなー?とか、人に勧めるかなー?は、どうかな???

ガラガラ、スッカスカで大変見やすいコンディションだったけれど、「VRで待ちたくないなー」の一心で、めっちゃ急いでしまいました。

デカい石像を持ってきたのはすごい。が、なんか何も残らない。変なの。
猫を始めミイラも扱いが大変でしょう。ああ、猫のミイラ、リサ・ラーソンっぽいと思ってしまいました。もうミイラにしか見えないかも。

CGでラムセス大王の顔を再現していたのですが、「これじゃない感」が強くて。それは、人間の魂から現れる覇気とか、誇りとか熱量が欠落しているせいでしょう。
骨格はアレなのでしょうが、表情が全然ついてなくて、まるで無職で途方に暮れている人みたい。でも、あえて表現しないことが、学術的な良心なのだろうなと思ったりしました。いくつかバージョンを作ってくれたらいいのにね。
「寛容な場合」「癇性な場合」みたいに。それもまあ、余計か。

売店で、3600円のスカーフを買いました。
ホルスの目のデザイン、魔除けになるじゃん!で。
もうひとつは、ネフェルタリなのかなー? でも、ちょっと首に巻くと怖い気がして、やめました。売店のお姉さんは、「あら、こっちのほうがお似合いですよー」だったし、色も使いやすかったのですが。
ここは、まじない優先で。

帰宅してメイドインチャイナに気づき、全然エジプトじゃなくて笑いました。まあ、よい。意外に使える気がします。ピラミッドのカレーも食べました。

万葉倶楽部も空いていてよかったです。
タオル使い放題が素晴らしい。マッサージは、ヘッド20分フット20分中国式で寝落ちしました。塩サウナもあり、嬉しかったし、塩サウナの後の塩風呂もよかった。仕上げに、サ活もしたけれど、髪を二回洗うハメになって、ちょっと面倒くさかった(マッサージ1時間後に入れたのが敗因。時間配分が悪かった)。

ペリエのフレーバー入りに出会えて、嬉しかった。即Amazonで取り寄せました。
無料と有料(施設内に入るという意味)の足湯があり、無料は中国語しか聞こえません。どんだけいるのでしょうか? 有料エリアは、広々でよかったです。
ただ、これ、今日が曇っていたからよかったのかも。炎天下30度超えだとちょっといられないと思います。いろいろタイミングはよかったかも。

あと、なぜかフロントにカールが売っていて。3つ買ってきました。嬉しい。290円もしたけれど、まあいいや。
つーか、なんで関東撤退してんだよ。カール!

お風呂出て15:30。千客万来でもんじゃを食べることにして、一人で入りました。何十年ぶりでしょう? 月島もんじゃとうたっていますが、土手を一回しか作らないし、トッピングが青のりとかつおぶししかありません。七味をもらい、カルピスサワー2杯、カルピス1杯でなんとか食べきりました。
ひとりもんじゃだと、火のスピードに負けてしまって、火加減が難しいと知りました。途中、弱火にしたら、ハガシでジュッとやっても、仕上がらないんですよ。仕方なく、中火にして。でも、そうすると、どんどん焦げていく。どうしろちゅーのだ。
めんたい餅が1790円もして、くそ高いと思って友人にグチったら、
「いまどきは、もんじゃは高いです」と教えてもらいました。

まあねえ、めんたいこ丸ッと1本いってますよねえ。

鰻のくりからもあったけれど、立ち食いになっちゃうみたいで。
交渉するガッツはなく、帰ることにして。

帰宅して、爆睡しました。今、復活。ちょっと肩、揉み返し(ヘッドというより、首筋、ちょい肩マッサージでした。楽しかった。ただ、高いなーをずっと感じる仕様です。

2025年9月12日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

2025映画58『ボーはおそれている』

公開は、2024年2月。
1週間のIMAXリバイバル上映、なにか気になって見に行きたいと思っていて。最終日に予約を取ったら、ゲリラ雷雨でとんでもないことに。

行きは自転車で、帰りは、自転車を駅に置いてタクシーでもいいかと思いつつ、行ったけれど、時は夜中の0時過ぎ、タクシー待ちをする、運転手さんと話す、自転車がない不便を味わうことを考えて、帰りは強行。そしたら、雷と並走する感じになって、ちょっと怖かった。映画よりも、リアルが怖かったかも。

ボーの悪夢に付き合わされる2時間59分なのだが、ちょいちょい笑かしが入ってきて、緊張が解ける。どこまでがリアルで、どこからが妄想なのか、区別をつけるのは大変難しい。ジョーカーの時もだけど、「こんな街、住めないだろう」から始まって、善人ぶった加害者たちに保護される展開になっていく。

ここならいられるかもと感じるのは、森の孤児たちのニューエイジ的なキャンプ場なのだが、伏線を上手に回収して、あっさり破壊されていく。

そして、ラストへ。
人生で最大の幸せを経験した後で、子供のような表情になるのが本当にすごい。
そりゃ、守ってあげたくなるよね……で。

『パンズラビリンス』と『タローマン』の間くらい。
あ、パンフレット、素晴らしかった。公開最終日だから、買っておくかで、買ってみたら、簡単におさらいできる仕掛け。すごいなあ、やるね!

2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN8.アンジーのBARで逢いましょう9.教皇選挙10.BETTER MAN/ベター・マン11.白雪姫12.アマチュア13. ウィキッド ふたりの魔女14.シンシン SI・NG SING15.マインクラフト/ザ・ムービー16.未完成の映画17.パリピ孔明 THE MOVIE18.アンジェントルメン 19.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界20.サブスタンス21.IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー22.たべっ子どうぶつ THE MOVIE 23.か「」く「」し「」ご「」と「24.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング25.ビョーク コーニュコピア26.マリリン・モンロー 私の愛しかた27.来し方 行く末28.ぶぶ漬けどうどす29.リロ&スティッチ 30.ババンババンバンバンパイア31.F132.国宝33.生きがい IKIGAI/能登の声 34.メガロポリス35.TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR36.韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」37.クリムト & THE KISS – アート・オン・スクリーン特別編-38.フォーチュンクッキー39.盲山40.罪人たち41.ファンタスティック4:ファースト・ステップ42.スーパーマン 43.突然、君がいなくなって44.犬の裁判45.私たちが光と想うすべて46.入国審査47.美しい夏48.この夏の星を見る49.映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ50.ジュラシック・ワールド/復活の大地51.夏の砂の上52.書かれた顔 4Kレストア版53.六つの顔54.黒川の女たち 55.星つなぎのエリオ(字幕版)56.大長編 タローマン 万博大爆発57.タンゴの後で58.ボーはおそれている

2025年9月12日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃

2025映画57『タンゴの後で』

『ラストタンゴ・イン・パリ』製作の際、本人の同意なしの強引な性行為を撮影され、作品は猥雑なものとして上映禁止になったりした……、らしい。

作品が話題だったことは、覚えている。
公開が1972年、私は4歳なんだけど。
今よりもずっと作品の寿命が長かったんだと思う。

もちろん、見ていない。

『タンゴの後で』は、非常につらい。破壊と再生の物語だけど、再生しきってないまま、終わった感じ。主演のアナマリア・ヴァルトロメイは、とてもいいと思う。

で、迷ったけど、帰りの電車で『ラストタンゴ・イン・パリ』を見ることにした。

え???

非常におしゃれだけど、難解すぎる。なぜ、この人たち、おっぱじめているの??? わずか16分で下着なしで転がっていらっしゃるんだけど???
でも、このシーンじゃないんだよね??? 

もう設定が謎過ぎて、さっぱりわからない。

マーロン・ブランド 48歳とマリア・シュナイダー 19歳だったというから、いくら有名俳優との絡みとはいえ、心から望んだ展開ではなかったと思う。ほぼ、親と同じ年の人にそうそう抱かれたくはないだろうよ。19歳で。
でも、この16分目の「はい???」の段階で、だいぶいっちゃっているので、
問題のシーンがどれほど衝撃なのか、逆にわからなくなってしまった。

撮影のアングルとか、ムードとかは、めっちゃおしゃれで。
だからこそ、かえってわからない。ヒロインの帽子(なんか花が咲いている。いや、コサージュなんだけど)の意味も意義も、え、トイレで出しただけで立った??とか、あんな管理人がいる部屋にも、なんで鍵もらうときにかっこつけているの?とか、先客がいたら、パッと逃げ出さないかとか??? 謎過ぎるよ、ベルナルド・ベルトルッチ監督!

(さて、私、最後まで見られるでしょうか???)

2025年映画
1.劇映画 孤独のグルメ 2.アーサーズ・ウイスキー3.ショウタイムセブン4.デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』5.ANORA アノーラ6.F1ow 7.名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN8.アンジーのBARで逢いましょう9.教皇選挙10.BETTER MAN/ベター・マン11.白雪姫12.アマチュア13. ウィキッド ふたりの魔女14.シンシン SI・NG SING15.マインクラフト/ザ・ムービー16.未完成の映画17.パリピ孔明 THE MOVIE18.アンジェントルメン 19.リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界20.サブスタンス21.IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー22.たべっ子どうぶつ THE MOVIE 23.か「」く「」し「」ご「」と「24.ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング25.ビョーク コーニュコピア26.マリリン・モンロー 私の愛しかた27.来し方 行く末28.ぶぶ漬けどうどす29.リロ&スティッチ 30.ババンババンバンバンパイア31.F132.国宝33.生きがい IKIGAI/能登の声 34.メガロポリス35.TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR36.韓国ミュージカル ON SCREEN「エリザベート」37.クリムト & THE KISS – アート・オン・スクリーン特別編-38.フォーチュンクッキー39.盲山40.罪人たち41.ファンタスティック4:ファースト・ステップ42.スーパーマン 43.突然、君がいなくなって44.犬の裁判45.私たちが光と想うすべて46.入国審査47.美しい夏48.この夏の星を見る49.映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ50.ジュラシック・ワールド/復活の大地51.夏の砂の上52.書かれた顔 4Kレストア版53.六つの顔54.黒川の女たち 55.星つなぎのエリオ(字幕版)56.大長編 タローマン 万博大爆発57.タンゴの後で

2025年9月9日 | カテゴリー : 日々のこと | 投稿者 : 章月綾乃