日々のこと
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パワーゲームは、うんざり
友人の紹介で知り合った人と週末に飲みの約束をしていたので、
「アレ、どうしますか? そろそろ決めないと」と打診したら、
戻ってきた返事は、「共通のお友達の予定を確認してからにしましょう」でした。
暑いし、予定があったしで、その場は流したのですけれど、
時間差で「ん?」とひっかかりまして。
要は、「主役は誰なのだ?」ってことですよね。
主役は、私であり、その約束した相手じゃないんですかね?
なんで、紹介者の友人の都合ありきにすり替わっているんでしょう?
友人の紹介で知り合ってはいますが、約束した時点で同席した
友人はノリ気ではありませんでした。だから、都合がよければ
来るだろうし、イヤなら来ないだろうしと判断したのですが。
もうね、私、こういうの、面倒くさいんですよ。
「〇〇ちゃんがイヤっていうから、やめよう」とか、
「××ちゃんが来るなら、私は行かない」とか。
心底、どうでもいいです。
昔はありましたよ。
〇〇ちゃんがいるのといないのとで、楽しさが違う気がして。
「〇〇ちゃん、行こうよー」って説得したりして。
でも、最近は、なんでもいいんです。
お声掛けはフェアに、オープンに。
もちろん、「あの人は呼ばないで」は、ありえないです。バカみたい。
幼稚すぎます。
同時に、「あの人が来ないなら、やめておく」もなし。
一緒にいられる人と一緒にいられるタイミングで、
仲良く出来れば、それで私はいいです。
社交は、一期一会。しがらみなし、縛りなし。
気が合い、都合が合えば会うし、無理はしない。基本でしょ?
言い換えれば、「〇〇ちゃんが来ないなら、やめとく」なら、
つきあう意味がありません。
永遠に〇〇ちゃんとつるんでいればいいんですよ。
そういう人は。
そういう子供の社交、何歳までやるつもりなのかなー?
八方美人やっていると、絶対行き詰るのに。
もっと、自然体でラフに。
そして、先約優先で。
縛りが増えれば、それだけ、面倒になりますから。
自由に生きたいですよね。私は、友人のオプションではありません。
紹介された段階で、新しい関係は始まっていて。
それは、紹介者を飛び越えてもいいわけですよ。
あー、面倒くさっ! こういうの、イラネ!
もうすっかり、行く気をなくしております。気難しいわね、章月さんって(笑)。
「生誕250周年 谷文晁」展 スライドレクチャー
2日続けて、サントリー美術館に伺いました。
谷文晁とは、なんぞや?
これが、目下のテーマでございます。まあ、知ったからって、
何になるわけじゃないんですけれどね。
谷文晁占いとか、やりますかね?
ものすごーく、いろいろなタイプの絵を描いている方なので、
やろうと思えば占いに出来そうな……。
あなたは、水墨画タイプ。あなたは、仏画タイプ。
わはは、ちょっと考えてみました。
いや、コレ、需要があれば、私、余裕で作れますよ。
チャートで、タイプわけ致しましょうか?
占いよりも、心理テストのほうが向いていますね。
美術館からオーダー来たら、すぐにやるのに!
一昨日、年パスを買ったお話は致しましたが、サントリー美術館の
メンバーズカード、意味わからないくらいサービス満載です。
だって、希望すれば、半券くれるというのですよ。
半券持っていけば、普通の入場者のように、ミッドタウン内の
様々な割引サービスが受けられます。すっごいなー!!!
それに、よその美術館でも割引になったりします。
業界で力を持っていますね、サントリー美術館ってば!(笑)。
そして、メンバース特典の内覧会、これがリッチでした!
受付の方が「夜がおすすめです」とおっしゃるので、素直に
夜にしたのですが、ほんの数人で美術館貸切状態に!
贅沢な企画ですね!!!
スライドレクチャーは、昼は立ち見が出るほどの大盛況だったそうですが、
夜は、非常にゆったりでした。
人のオススメには、従うものですね。受付のお姉さん、ありがとう!!!
バカみたいに暑い日常から離れ、静かでひんやり空間で、
江戸文化に触れる、素敵すぎます。
スライドレクチャーは、担当学芸員お二人による解説でした。
サントリー美術館で、ひとつの企画展で二人つくのは、非常に稀なケースだそうです。
それぞれ、ご担当が近代と中世で違う切り口で、同じタイミングで、企画を
考えていたそうですよ。
お二人とも、ご専門は渋いですが、ノリが若く、かわいいのです。
「上野に、最初の奥様の幹々と眠るお墓があって。上野でカンカン?となりまして」みたいな。
でも、お二人の年齢では、リアルにカンカン知らないのでは???
スライドレクチャーに参加して、やっと今回の目玉のひとつである「石山寺縁起絵巻」の
背景も理解致しました。
全七巻、「作るぞ」と決めたのは鎌倉時代。でも、完成しないまま、江戸に突入、六、七巻を谷文晁が描き、500年の時を経て、やっと完成したのです。
重要文化財なのですが、その模作をサントリーが所有、やっと今年、修復が終わったそうで、
そのタイミングが生誕250年だったというお話だと私は、理解しました(間違っているかもしれません・笑)。
サントリー版が、重要文化財版よりも前に描かれたのか、後になるのかは、これからの研究だそうですよ。
文晁に描かせたのは、白河藩主・老中の松平定信ですが、これが無茶ぶりで。
「一草一木たりとも文晁が私意を禁ぜられ」たそうです。
いくら、いろいろな画風で絵を描ける人でも、んな難題、気が遠くなるような作業ですよね。
昔の絵巻などを参考に忠実に命令に従いつつも、七巻の波は、もしかしたら、文晁の創作かもしれないという
お話でした。真相はわからないけれど、私は創作だといいなあと思います。迫力の波です。
石山寺縁起絵巻のオススメ鑑賞ポイントは、第二巻の孔雀教がよみあげられると、竜王たちが自分の名前を
聞いてワラワラと集まってくるところだそうです。同じ絵の中に、竜王たちが高僧をお送りするシーンもあって、
「かわいいんですよ」とのこと。確かに、かわいいです。というか、この中の白龍、めちゃくちゃ、
かわいくないですか?
最後に「図録をよろしくお願いします」とおっしゃっていたので、素直に買って帰りました。
まだ見ぬ絵もいっぱいで、ちょっとこの先が楽しみです。
文晁は、戦前くらいまですごい人気があった絵師さんらしいですが、あまりにもいろいろな絵を描けて
しまうため、逆に存在がつかみにくくなっているそうです。
企画展自体も、栃木で三十年くらい前に、東京ということだと、昭和6年以来なんですって。
余談ですが、私は文晁、ファインバーグ展で知ったニワカなんですが、そのとき、
肖像画を検索して、「見なきゃよかった」と思いました(笑)。
ショックを受けている私を勇気づけようと?、友人が名づけてくれました。
「ぬらりひょん文晁」と。
大変失礼なニックネームですが、でも、案外言い得て妙かもしれません。
だって、本当につかみどころがないですよ。そして、総大将っぽい器の持ち主です。
気の毒なのは、後妻との間に生まれた息子の文二さんかなー。
父・文晁、腹違いの兄(カンカンの息子なんですかね?)・文一とは違い、
技量で劣るとあちこちで言われていたようで。
つらかったでしょうね。後妻の阿佐子さんも、切なかったんじゃないかしら?
あ、そうそう、文晁の文は、師匠である文麗からもらったものらしく、
晁は、朝という意味があるそうです(朝日だったかも?)。
若いころは、文朝と表記していたこともあるようで、そんな作品も展示されています。
「何歳のころの作品だと思われます?」
んー、20代前半???
正解は、13歳ですって。呆れるくらい老成していて、うまいですよ。
今でいえば、中学二年生の絵ってことですよね? どれほど、筋がいいんでしょう?
とりあえず、消化不良のまま、今宵はこれくらいで。
この夏は、ちょっとサントリー美術館通おうと思っております。
「生誕250周年 谷文晁」展
ファインバーグコレクションで、心に残ったのが、
谷文晁の作品でした。
名前を覚えたところに、「生誕250周年 谷文晁」展です。
めぐりあわせは、面白いですね。
タイミングよく、飛び込んできた美術展ですので、
通うつもりで、年パスを作りました。
とうとう、3枚目です。こんなに持ってどうするのでしょう?
しかし、谷文晁、奥が深すぎてなんだかよくわかりません。
向上心、好奇心にあふれ、器用で洒脱、芯があるのに、
風のようにとりとめない人だったのではないかと。
何回か通うつもりなのですが、初見のきょうは、
「瀑布之図」と富士の屏風が気に入りました。
まあ、わかりやすいって言ったら、わかりやすいラインです。
渋く、シンプル。
この感想が何回か通ううちに、どんどん変化しそうな予感がします。
この企画展が終わるころには、こてこての絵を「イイ!」とか
言っている可能性もありますね。ないとはいえません。いや、いかにも
ありそうです(笑)。
素人まるだしで申し上げれば、「いろんな絵がある」んですよ!
日本画の知識ないので、種類とか言えませんが、でも、
「えっと、これとこれは、明らかに違うよね?」がいっぱいです。
普通の画家さんの「画風の変化が」というレベルではありません。
谷文晁は、いい人で、お金に困った弟子が師匠の作品として売ってしまっても、
「落款あるなら、そうなんでしょ」ってとぼけたという逸話があるとか。
これは、後世の鑑定者泣かせですよね。
でも、技量が違い過ぎて、逆に簡単にわかっちゃったりするのかしら?
私なんぞは、そこに並んでれば、「へえ、こんな絵も描くのかあ」みたいに
丸のみ、鵜呑みですから。よ~く説明を読んで、「あ、違う人のだ」と気づくレベル。
まったく、しょうもありません。
たまに、「財産がなくて、よかった!」と思います。だって、財産あったら、
気楽に買っちゃったりするかもしれませんよ(笑)。
贋作つかまされて、うれしげにお披露目しちゃうかもしれません。
庶民には、庶民のよさもありますね!(なんだ、そりゃ?)
去年は、バーン=ジョーンズを追いかけました。
今年は、谷文晁がテーマになるのでしょうか???
なんだか、渋すぎて、私にわかるかどうか???
ホント、「この絵師、何者?」の世界です。サントリー美術館で、8/25まで。
大きい展示替えは、7/29までが前期、31から後期になります。火曜定休です。
千歳龍
マルチアーティストの臼木英之さんからご案内をいただき、二人展へ行ってきました。
一段落!
今月発売の書籍、2冊とも校了が終わりました。
もっとも、私の仕事が終わったというだけで、これから
汗水流し、手を動かす方たちがたくさんいらっしゃるのですけれど。
しみじみ、愛情がないと成り立たないお仕事だなと思います。
著者のやることなんて、ほんの一握りですね。
発売まで、どうぞ、よろしくお願いいたします。
発売後も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
出版社での校正だったので、おやつを持参で行きました。
プードルケーキで有名な白水堂さんのトリフにしてみました。
ふふふ、かわいさにやられてください。プードル大集合!
トリフは撮り忘れ、もう関係者一同のおなかの中です。ハイ。
で、白水堂のトリフ、大当たりでした。
プードルもいいけど、トリフもね!


